
大学で友達がいないんですけど、どうすればいいですか?友達いないってやばいですか…?
この記事ではこれらの疑問について答えていきます。
みなさんこんにちは、かぽるです。
「大学行ったら友達ができないな…。」
「高校までは普通にいたのに…。」
このように悩んでいる学生はいらっしゃいませんか?
高校生時代陰キャ、大学復学後にまさかのボッチ大学生活スタートの筆者ですが、その気持ち少し分かります…。
ネットで「大学生 友達いない」と検索するとたくさんヒットしますが、「友達いなくてもOK!1人を充実させよう!」という1人を肯定するアドバイスを見かけます。個人的に、その結論に達するのはまだ早いと思っています。
この記事では、大学生は意外とボッチが多い説・友達がいないことのメリット、デメリット・ぼっちを回避する具体的な方法などを紹介していきます。
この記事の要約
この記事で、ぼっちからくる悩みが解消できたら幸いです。
それでは早速、いきましょう٩( ‘ω’ )و
友達がいないぼっち大学生はコロナ禍で増えた
ぼっち大学生は、コロナ禍により大きく増加しました。感染症対策によりオンライン授業が増えたことにより、人とのつながりが大きく減ってしまったことが原因でしょう。
消費者庁による「令和4年度 消費者白書」によると、”日頃悩んでいることや気にかけていること”に対する回答の中で、”友達ができない(いない)・対人関係がうまくいかないこと”と答えた人は前年よりも増加し、その中でも特に大学1年生の割合が一番多いようです。
2020年の学生が、いまは大学4年生になっています。大学生活が華やかに始まる予定だった2020年、その時の大学1年生にとってはかなり大きなダメージを残したでしょう。
大学で人とのつながりが失われたまま、4年生になったことで「大学に友達いないんだけど…これってやばい?」と悩む学生がいるのも無理はありません。
大学ではぼっちが増える説【持論】
個人的に大学では。今までの学生生活と大きく異なるので、コロナ禍の影響を無視したとしても、その変化に耐えきれずぼっちになる学生は一定数いると感じています。
なので、大学ではぼっちが増える説を個人的に提唱してますね。その理由を紹介していきます。
クラスがないから
大学には固定のクラスが少なく、毎回異なるメンバーと授業を受けるため、継続的な関係を築きにくいです。
授業によっては、大教室で何百人の学生と受ける場合もあります。高校生活までは、登校すれば必ず同じ人がいるクラス制度があったので、大学の授業スタイルでは自ら話しかける必要がでてきます。
最近では、人間関係に悩みを抱えた退学者を減らす試みとして、初年度ゼミというクラスのような制度を取り入れている大学も増えつつあるようです。
毎回人が変わる環境よりも、行けば毎回同じ人がいるという環境は、話しかけやすいのではないでしょうか?
集団に属す機会を、自ら取りに行く必要があるから
前述したように、大学にはクラスというものがありません。また部活動や委員会、係など強制的に入らされるような機会もありません。自由です。
今までの学生生活で、そういった集団に属すイベントが強制的に発生していたのに、大学で「はい!何してもいいですよー!」という環境の変化は大きいのではないでしょうか?
もちろん、「自由だ(エ◯ン)」と嬉しい人もいれば、「環境の変化つらい…」とストレスを感じてしまう人がいるのは当然です。
サークル・ゼミ・アルバイト・学生団体・ボランティアなど、グループで活動できる場所はたくさんありますが、それを活かせるかどうか自分次第になってきます。
上っ面な関係性が増えるから
大学では短期間で多くの人と接することから、一時的な関係が増え、深い関係を持つ友人が少なくなります。
お互い顔は知っているけども、相手のことはよく知らない、みたいな感じです。
顔は知っているのでなんだか避けるのも気まずい、となり「よっ」とだけ挨拶をするようになります。これで「よっ友」の完成です。
よっ友の関係になってしまうと、もはや友達ではなく知り合いですね。
上っ面な知り合いが増えてしまって、なんだか今更声をかけるのも恥ずかしい、と考えてしまうと大学ではぼっちだな、と感じてしまうかもしれません。
新しく友人関係を作る動機がないから
地元の友人や中高の友達で満足してしまい、大学で新しく友達を作るやる気や動機がなくなることがあるでしょう。
SNSの発達により、いつでもどこでも友達に連絡が取れますよね。自分から話しかけるなどの行動を起こすより、現状の人間関係に満足していたら、大学での友達作りは面倒に感じるかもしれません。
ぼっち大学生の特徴
ここからは友達がいないぼっち大学生の特徴について解説していきます。
あくまでも特徴ですので、参考程度に捉えてください。
人に興味がない
そもそも人への興味がないタイプ。会話をしている人の興味がないので、質問には答えるけど自分からはあまり質問しなかったりします。
相手ばかり質問しているとなんとなく、
「あ、この人今話しかけて欲しくないのかな」
「自分に興味がないんだな」と気取られるので、周りから人がいなくなってしまうもあるでしょう。
人間は自分の話をしたい生き物ですので、会話してて気持ち良くないと思われてしまいます。
ただ、意識を変えれば友達はできそうです。「親しい友達が欲しい!」と思うのであれば、相手に対して質問をするなど、興味があることを示してみましょう。
1人の行動が好き
そもそも1人の行動が好きな人は、友人があまりいません。いなくても大丈夫と思えるからです。
何か自分の趣味や好きなことが強烈にあり、それを1人でできてしまうとなると、友達はいらないかもしれませんね。
ただし、どう生きていくにせよ、人は他人とうまく付き合っていく必要があります。無理して人に絡みに行けと言ってるわけではありませんが、人と好きなことを共有する楽しさを知ってみるのも、視野が広がりますよ。
自己開示が苦手
感じていることや考えていることを自ら発信することは、人間関係を構築する上で大切です。
相手の考えていることや、人となりはコミュニケーションから分かっていくので、自己開示が苦手だと知り合いは出来るかもしれませんが、深い友人関係にはなりづらいでしょう。
自分でも言うのもなんですが、筆者は相槌がけっこう得意です。場の空気を乱さないように、かなり気を使います。高校時代陰キャで、大学デビューで友達を作ろうと必死になっていたので、変な癖が身についてしまいました。
ただ昔の筆者もそうだったんですが、自己開示が苦手だと、言い方キツイですが「金魚のフン」になります。どんな時も人の行動や会話にくっついてしまう、「*キョロ充」っぽさもありますかね。
*キョロ充とは:グループの中にいて、キョロキョロと周りを気にする人を指すネット用語。あまり良い意味では使われません。
大学以外の場所に友達がいる
アルバイト先や他に大学以外で所属しているコミュニティがあると、大学で友達を作らなくてもいっか、となります。
大学以外の場所でやりがいや、充実感を感じているのであれば大学に友達がいなかったとしても、危機感などは感じにくいでしょう。
私の知り合いにも、大学の友達はよっ友だけだったけど、アルバイト先が好きすぎて全然苦ではなかった、という人もいます。
人とのコミュニケーションが苦手
- 笑顔が少ない
- 会話が続かない
- 目を合わせられない
- 自分の話ばかりしてしまう
- 空気が読めない
などコミュニケーションが苦手、または自信がない場合は友達を作ることが、難しい場合があるでしょう。
話を聞いてもらっている側としては、笑顔が多い人は自分の話をちゃんと聞いてくれていると感じるので、話していて楽しいですよね。
反対に、自慢話や昔の武勇伝ばかりを披露し、自分を少しでも大きく見せようとする人との会話はつまらないと感じます。
相手がどう考えているかを少し意識できるだけでも、かなり違ってくるはずです。
人と接する機会がない
日常の大学生活の中で、人とそもそも接触する機会が少ないと、友達ができるチャンスももちろん減ります。
「友達いないな…」「友達できないな…」と感じる方は、単純にご自身と気が合う人に出会っていない可能性もあります。
そのため、人との出会いの数を増やすだけでも、人間関係の悩みの解決策につながるでしょう。
そのためには、コミュニティに所属した方が手っ取り早いかもしれませんね。
プチ話ですが、筆者の大学時代にアルバイト・ゼミ・サークルに入らなかった、友人がいます。その代わりかなり勉強して、簿記の道に進み、今では地元に帰って自分なりの幸せを見つけているようです。
そんな自分を持っている彼のことが、私は好きです(は?)
友達がいない大学生のメリット・デメリットとは?
友達が少ない、あるいはいない大学生活。それは一見寂しいように思えますが、実はぼっちは自由度が高いので様々なメリットが存在します。
ただしメリットがあれば、もれなくデメリットも付いてきます。友達がいないぼっち大学生のメリット・デメリットをそれぞれ紹介していきます。
デメリット7選
デメリットは上記の通り。(筆者の実体験を含む)
まず、思い出や自分の考えたことが人と共感できないので、寂しいです。その寂しい状態が続くと「どんだけ群れてんだよ、っケ!」「どうせ1人じゃ何もできないくせに」など、ネガティブになってきて、性格がだんだん悪くなっていきます。(筆者だけかも…笑)コミュ力も下がります。
また友達がいないと、授業やテストの対策をするのが大変です。休んだりしたら、取り戻すのが大変ですからね(ある意味話しかけるチャンスかもです。「前回休んじゃってさ〜」みたいな)
人との日常会話からの情報が取得できません。ネットやSNSから情報取得が多くなるでしょう。ネット情報はパーソナライズ化されている傾向があるので、自分が知りたい情報しか見えていない可能性があります。
メリット5選
友達がいないメリットは上記のとおりです。
人間関係で疲れないことは間違いないでしょう。
- マウントを取られる
- 馬鹿にされる
- 陰口を言われる
- 先輩後輩に気を遣う
など、人と付き合っていくことは、同時に悩みと付き合っていくことが多いです。人間関係で悩まなくていいのは、ぼっちの大きなメリットではないでしょうか。
友人に合わせなくて良いので、自分のことに集中できます。大学の講義に集中でき、終わったら即帰って自分の好きなことをする。ある意味これも充実した大学生活になるでしょう。
ぼっちでいると、ぼっち耐性がつきやすいです。1人だけど自分のやりたいことをやるんだい!という気概が身につくかもしれません。
【やっぱり寂しい】ぼっち大学生を回避する方法

友達がいないメリットも分かるけど、やっぱり友達といた方が楽しそうだな…。
と思う方向けに、ぼっち大学生を回避する方法を紹介していきます。コロナ禍が落ち着いて、人との繋がりに制限がなくなった現在、対面での人の出会いを大切にするのも良いと思いますよ。
スタートダッシュを決める
とにかくスタートダッシュが大切です。スタートを間違えてしまうと、ずるずると引きずってしまうからですね。
例えば、大学入学したての時。多くの学生が不安を抱えています。
「これからの大学生活、上手くやっていけるだろうか。」
「上京してきたけど、気の合う人がいるかな…。」
「誰か話しかけてこないかな。」
その不安を誰かと共感したいと思っているはずなので、最初に自分から話しかけてみましょう。
と、話しかけることができる勇気を持っている人は、そもそもこのサイトに辿り着いていないはずなので、せめて身だしなみは整えておきましょう。
人は第一印象で、人となりを判断します。
最初が暗いと、「あの人は暗い人だ」とレッテルを貼られてしまいます。反対に最初を頑張れば、「明るい元気な人だ」とのレッテルをゲットです。
「暗い人」から「明るい人」にステップアップするのは、割としんどいです。「なんかあの人無理してるのかな…?」と思われる可能性があるからですね。
つまり、最初に頑張って明るく振る舞う、積極的に話しかけてみるなどを行えば、その後の「友達がいない…。」と悩むこと自体少なくなるでしょう。
サークル・部活に入る
共通の趣味や好きなことを共有できる人には、話しかけやすいですよね。
相手のことが少し理解できているので、心理的にも安心しやすいのではないでしょうか?
この友達ができやすい環境というのは、大学でいうとサークルや部活動・学生団体などが挙げられるでしょう。
ただこれも上記の項目に触れますが、「スタートダッシュ」が肝心です。大学2年生などから新しくサークルや部活動に入るには、かなりの勇気が必要になります。
大学内のコミュニティに参加しづらくなってしまった場合は、学外の団体に参加してみるのも良いでしょう。それはボランティアでも良いですし、アルバイトでも良いと思います。
接客業をする
少し荒治療ですが、無理やり喋る環境を整えることも、ぼっち大学生を回避することに繋がります。
それは、アルバイトで接客業を選択してみることです。
飲食店や服屋さんなどの接客業は、年代問わず色々な人とコミュニケーションを取ることができます。例えば…。
- お客さん
- 同僚
- 先輩
- 後輩
- 店長
- フリーター
などなど、全員で協力して業務をこなす場面が、接客業ではかなり多いです。
筆者は今まで居酒屋・レストラン・カフェなどの接客アルバイトをしてきましたが、そこで一気に横と縦のつながりを構築できました。
人生初めてのアルバイトが、接客業で良かったなと思ってます。
SNSを活用する
SNSを活用して、ネット上でコミュニケーションを図りましょう。
特に入学前なんかは、X(旧Twitter)上で友人を探しが活発です。(3〜4月頃)
ハッシュタグ(#)を活用して、同じように友達を探している同じ大学・同じ学部の人を簡単に探すことができます。
例)
#春から〜大学、#春から〜大学〜学部

#春から【大学名】をTwitter上で使うと、新入生と繋がりやすい
実際に直接会う前に、その人の情報が把握できるのがSNSの強みですよね。
普段発信しているツイート内容や、プロフィール情報などを見て、自分との共通点があればそこから話を広げやすいです。
事前に会話の準備がしやすいのが、SNSの良い点です。
大学生活を充実させる方法を紹介
大学生活は、自分のやりたいように、そして自由に生活習慣を決められる場面が増えますよね。
ただ、大学生って意外と忙しいんです。大学3年生になったら就職活動が視野に入ってきますし、それが終わった大学4年生は、卒業論文が待っています。(理系なら尚更)
このように大学生活は4年間のうち、自由に使える時間は2年間足らずしかない、とも言えるでしょう。
意外と短い大学生活に、
「アルバイトばかりじゃなくて、もっと自分のやりたいことをやっておけばよかった…」
「自分の視野を広げておけばよかった…」
と後悔している声を、ネットで見かけます。
大学生活を充実させるためにすべき事には例えば、ボランティア活動・海外に出てみる・有給インターンシップをするなどが挙げられます。
具体的な方法を知りたい方は、【後悔しない】大学生活を充実させるためにやるべきこと10選を紹介をご覧ください。
「友達いなくても大学生活は楽しめる!」は無責任なアドバイス
ネットで「大学生 友達いない」と検索してみると、こんなアドバイスが見受けられました。
「大学に友達がいなくても大丈夫!1人の時間を充実させよう」
筆者はこのアドバイスに、共感していません。確かに、友達がいなくても自分の興味や趣味に没頭し、充実した時間を過ごすことができるでしょう。
しかし、人間というのは人との関わり合いながら生きていく生き物です。今までの人生、たった1人で生きてきた!なんて口が裂けても言えませんよね。
人間的な関わり合いが、全くない生活は精神的にも厳しいものがあります。学生という若いうちから、人とのつながりを諦めてしまうのはぶっちゃけ早いです!
筆者は高校は陰キャでクラスの人と全く喋らない時期もありましたが、大学で一気にコミュニケーションの量そのものが増えました。おかげさまで、普通に人と会話ができます。あのまま人との関わり合いを諦めていたら、どうなっていたか…。怖いですね。笑
元陰キャの大学デビューの話
「ぼっちでも大丈夫楽しいよ!」と言いにくいのには、理由があります。それは筆者の高校時代と大学時代の移り変わり。
少し触れましたが、筆者の高校時代は陰キャ。現在とは考えられないほど、かなり暗かった性格でした。
そんな自分を変えられるチャンスが来たと思い、大学デビューをちょっとやってみようと思いました。挑戦した結果、結果論ではありますが自分を多少変えられたと思います。
陰キャのままでも、それが自分らしさではありましたが、自分が求める理想の自分ではなかったので、行動してみてよかったです。
この経験から「大学ぼっちでも大丈夫だよ!」とは、言い難いんですよね…。
どうしても周りの目が気になってしまう方へ

大学でぼっちでいることがどうしても辛い…。
周りからの目がどうしても気になって、大学に行きたくない…。
周りのことを気にしないとは考えつつも、どうしても気になってしまう学生もいるでしょう。そんな学生に検討してほしいのが、「休学」です。
休学とは、大学に在籍をしつつ授業を休むことができる制度です。期間は半年から、最長2年間休学することができる大学もあります。
筆者もこの休学制度を使って、大学を2年間休学しました。
「人間関係がどうしても辛いから、大学中退しよう…。」と考える前に、一度休学をして自分に余裕を持たせる期間を作ってあげるのも、良い選択だと思います。
- 休学はお金がかかる?
- 大学生の休学理由って何?
- 全国に休学生ってどのくらいいるの?
- 休学したら何をすればいい?
など、休学についての疑問は【体験談】大学生の休学理由は?就活に不利?何をすればいい?疑問を一気に解決!をご覧いただければと思います。
【まとめ】自分の幸せが見つかったらそれでいい
この記事のまとめです。
この記事では、大学で友達がいないぼっち大学生についてメリット・デメリットから、ぼっちを回避する方法などを紹介してきました。
ここまで解説してきてきましたが、最終的には、他人との関係よりも、自分自身が幸せであるかどうかが最も重要です。友達が多くても、自分の幸せを感じられなければ意味がないですからね。
「友達が欲しい」という気持ちがあるのであれば、何か変化をつける事は大事です。「別にいなくても今が楽しいからそれでいいか」と思うのであれば、私から言うことは何もありません!
ただし、「大学ぼっち…。でも1人で楽しめるからいいか」は黄色信号。何かしら人のつながりを持っていたほうが後ほどお得になると、筆者は考えています。
今回は以上です。
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