
「TOEIC 900点を取れば就活無双!」ってよく聞くけど、本当に有利になるの?そもそも900点ってどのくらいのレベル?どのくらいの勉強時間が必要なんだろう?
この記事ではこれらの疑問を解消していきます。
筆者は2022年にTOEIC915点を取得し、就職活動をしている現役大学生です。
900点以上を取得した上で行なった就職活動の経験をもとに、本当にTOEIC900点は就活無双できるのか?についてエピソードを交えながら解説していきます。
その他にもTOEIC900点のレベルや勉強法についても紹介していきますので、TOEIC900点を目指している方、これから目指したい方はぜひご覧ください。
それでは、前置きはこのくらいにして早速始めていきましょう(・ω・)ノ
TOEIC900点は就職活動に有利?ー有利です
結論から申し上げますと、TOEIC900点は就活に有利になります!
まずは私の就活実績からです。
約50社ほどの企業にエントリーをして、3つの企業から内定をいただきました。業界はIT業界ですね。落ちた企業以外は選考を辞退してます。
私の就活は、スカウト型アプリのサービスを利用して進めていました。TOEIC900点の力はかなりここで活かせたようで、スタートアップやベンチャー、メガベンチャー、大手企業から多くのスカウトが届きました。(その数なんと300以上…!)
スカウトの大体がES選考免除をしてくれたので、あまりESの提出に追われる就活ではなかったです。

TOEIC 900点はすごいですね〜
と、面接官から褒められそこから自分のエピソードに展開する場面がいくつかありました。
僕)正直大変でした。しかし、私の強みである〜〜を活かして〜〜
みたいな感じで自己PRにつなげていました。
TOEIC 900点のレベルは?持ってるとすごい?
TOEIC900点は受験者の中でもかなり上位。英語の上級者と言われていますが、実際のイメージは掴みにくい…。
ここからは、TOEIC900点のレベル感やそのすごさを紹介していきます。
TOEIC 860点〜990点の人のレベル
TOEICテストを運営するIIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)によると、860点〜990点満点の人はこのように定義されています。
- Non Nativeとして十分なコミュニケーションができる
- 専門外の話題でも十分な理解とふさわしい表現ができる
- 語彙、文法、構文のいずれも正確に把握し、流暢に駆使する
IIBCのPROFICIENCY SCALEより抜粋
900点ホルダーとしていうと、”Non Nativeとして十分なコミュニケーション”はちょっと言い過ぎですね…笑
リーディングとリスニングには多少の自信がありますが、スピーキングはまた別次元の話になってくるので流暢に駆使はできないです。
ただ、自分自身の専門外のことでもリーディング・リスニングに関しては上記の評価に当てはまりますね。
TOEIC 900点の割合は?ー全体の上位4%以内
TOEIC 900点ホルダーは全受験者数の中で約4%以内に入ります。
(TOEIC Program DAA 2022を元に筆者が作成)
2021年の全受験者数(90万人)のうち、895点以上を獲得した人は3万7000人と全体の4.2%しかいませんでした。
つまり、90万人の中のたったの4%はかなり少ないイメージ。
(TOEIC Program DAA 2022を元に筆者が作成)
ちなみに、2019年〜2021年のTOEIC平均スコアは600点あたりです。やはり900点ホルダーは希少価値が高いと言えそうです。
大学生でTOEIC 900点を目指した背景
「将来英語できたらかっこいいな、資格の勉強でもするか」
と思い立って、大学一年生の時に受けた初めてのTOEIC。
結果はまさかの300点。できると思っていた当日は半べそ書きながら受けました。
TOEIC 900点への効率的な勉強法とは?
TOEICで900点を目指すにはどんな勉強がよいのでしょうか?
勉強法をネットで検索すればたくさんあります。
また本屋さんに行けば、TOEICの参考書は山ほどありどれを選んだら良いか迷いますよね。
偏差値37(TOEIC300点)から900点まで伸ばした筆者の経験から言うと、スコアアップの秘訣は1つの参考書をスルメみたいにやり込むことですね。
あれもこれも手を出すと、どれも中途半端になってしまいスコアアップも実感しづらいです。
筆者もその沼にハマって、参考書を10冊以上買いましたが結局、勉強を継続できるかどうかが大事。参考書は極論なんでもおkです。
そして、それを素直に参考書の指示通りに勉強し続ければ900点に到達しているはず。さあ、今すぐ勉強だ!

それでも参考書選びで失敗したくない!効率的にスコアアップしたい!
という方向けに、私が実際に使っていたオススメの参考書と具体的に書いた勉強法を、TOEIC 900点の勉強法!偏差値37から900点まで伸ばした筆者の勉強法で解説しています。
TOEIC 900点を獲得するための勉強時間は?
900点を獲得するにはどのくらいの勉強時間が必要なのでしょうか?
もしあなたが英語初心者な場合は、1500時間以上の勉強時間が必要だと言われています。(1日2時間勉強したとして約2年間)
現在 スコア |
目標スコア | ||||||
ー | 350点 | 450点 | 550点 | 650点 | 750点 | 850点 | 950点 |
250点 | 200h | 425h | 700h | 950h | 1150h | 1450h | 1750h |
350点 | 225h | 450h | 700h | 950h | 1225h | 1550h | |
450点 | 225h | 450h | 700h | 975h | 1300h | ||
550点 | 225h | 500h | 825h | 1050h | |||
650点 | 225h | 500h | 825h | ||||
750点 | 275h | 600h | |||||
850点 | 325h |
(参考元:OXFORD UNIVERSITY)
900点を目指すにはまとまった時間が必要であることが分かりますね。
ただその時間に行う勉強を工夫することで、勉強時間を短縮することは可能です。
まとめ:TOEIC 900点を目指して就活を有利に!
TOEIC 900点が就活に有利に働くのか、レベル、その効果的な勉強法などを紹介してきました。
ニッコマレベルの学歴である私が、300以上のスカウトを得ることができたのもTOEIC 900点が貢献していると思います。面接でも褒められましたし。印象に残ってるはずです。(たぶん…笑)
偏差値37だった私が900点まで伸ばすことができました!ぜひ皆さんもTOEICで就活を有利に進めてください!
それでは、See you!
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