
大学生です。大学生活で何もしてなくて、特に頑張ったこともなく就活が不安です…。何をしたら良いですか?
今回はこれらの疑問について、答えていきます。
みなさんこんにちは、kaporuです。
大学生活は4年間ありますが長いように見えて、意外と短いんです。大学3年生の夏頃になると、就職活動を始める人がちらほら。大学3年生の冬には、だいたいの人が本格的に就職活動を始めます。
就職活動の時期が近づくにつれて、多くの学生が「やばい…大学生活何もしてない…」と焦り始めます。
面接で「大学生活で頑張ったこと(いわゆるガクチカ)」や「自己PR」を聞かれるからです。
「大学生活で何もしてない人は何をしたらいいの?」
「何もしてなかったら、就職活動は失敗する?」
この記事では「大学生で何もしてない人」に向けて、就活を成功させるヒントを学年別に紹介していきます。
それでは早速、いきましょう٩( ‘ω’ )و
大学生活で何もしてない1年生はチャンスありまくり
何もしていない大学1年生は、まだたくさんのチャンスがあります。
大学生活は始まったばかり。
自分が興味のあることに、とにかく取り組んでみることをオススメします。
なぜ取り組んだ方が良いかというと、面接で「学生時代に頑張ったこと」「自己PR」のネタづくりに役立つからです。
就活を始めるとわかりますが、学生が企業にエントリーするためにはES(エントリーシート)というものが必要です。
その質問項目に、
「学生時代に頑張ったことを教えてください」
「自己PRを書いてください」
この2つは必ず設定してあります。
多くの就活生がこれらの質問に最初は苦しみます。
「大学生活で頑張ったことなんだっけ…」と。
何もしていなかったら、何も書けないですよね。
自己PRに関しても、自分の強みを発揮したエピソードがないと難しいです。
大学1年生のうちから自分が興味のあることに取り組んでおくことで、質問に答えるネタづくりには苦労しません。
「大学生活何もしてないよ…」という心配はしなくてヨシ!
とにかく動いてみることが、これからの未来を明るくしていきます。

そうはいっても、自分のやりたいことなんてないんだよね〜
という方もいるはず。
そういった学生は、私の大学在籍6年間(うち休学2年間)の経験を踏まえて、大学時代にやっておくべきことをまとめました。
大学生活でやるべきこと10選
大学生のうちにやっておくべき10選を紹介します。
筆者は在学中(理由あって6年間)のうち上記のほとんどを経験しました。
大学1年生は、まだたくさんの自由に使える時間あります。
自分のやりがいを見つけるためにも、上記を参考にとにかくいろんなことにチャレンジしていきましょう。
詳しく知りたい方は【後悔しない】大学生活を充実させるためにやるべきこと10選を紹介をご覧ください。
大学生活何もしてない2年生は、就活を知ることが大切
この記事を見てくれている方は、おそらく不安を抱えていると思います。
どんな不安かというと、
「何もしてない大学生活だから、就活上手くいくか心配だな」
という、就活に向けての不安かなと。
ただその不安というのは、なんとなくの不安なはず。具体的には言えないけど、漠然とした不安って感じです。
Yahoo知恵袋にも就活に関する質問が複数出てきます。
多くの学生が、就職活動に不安を抱えていることがわかります。
「就職活動は具体的に何を準備すればいいのか?」
「いつから就職活動を始めるのか?」
これらを事前に知っておくことで、それらの不安を和らげることができるはず。
まずは就活の全体のスケジュールを押さえておきましょう。
大学生はいつから就活に動く?就活のスケジュールを紹介
大学生はいつから就活に動き始めるのでしょうか?
大まかな就活のスケジュールを紹介します。

就活スケジュール(拡大してご覧ください)
早い人で大学3年生の春頃から、夏のインターンシップ参加に向けて動き始めます。
夏インターンから就活を始めるメリットは4つ。
- 夏インターンの対策が本番の対策になる
- 自分の立ち位置がわかる
- 夏インターンに参加できれば、早期選考の波に乗れる
- 本選考の選考ステップが一部免除される
たくさんのメリットがあります。
大手企業の夏インターンに参加するのに必要なことは、
- ES(エントリーシート)の提出
- 筆記試験(SPIなど)
- 面接(ごく稀)
などです。
これらの先行を突破してようやく、夏インターンシップに参加できます(大手企業)
募集人数はかなり限られているので、かなり狭き門です。
しかし内定が出る本選考の選考ステップも同じなので、「就活でどんな部分が評価されるのか」について大学3年生から触れられることは大きなメリットです。その後が非常に楽になります。
デメリットは特に思いつきません。多少忙しくなるくらいでしょうか。
就職活動でやるべきこと
内定をもらうには、複数の選考を突破することが必要です。有名な大手企業になればなるほど、その選考ステップが増えたり難しくなる傾向があります。
最初に、就活でやるべきことをざっくりと紹介です。
- 自己分析:自分の興味関心を知る
- 業界・企業分析:業界企業のことを分析する
- ES(エントリーシート)記入:大学生活で頑張ったこと・自己PRを書く
- 筆記試験(SPI・玉手箱など):筆記試験(国語と算数)
- グループディスカッション(とあるテーマに対して他の学生とディスカッション)
- 面接対策(面接官との対話)
かなりやることが多いです。
大学4年生から就活を始めると、これらのことを一気にやる必要があるのでとんでもなく忙しくなるのは明白です。
大学2年生のうちから就活のことを知っておくだけでも大きな前進ですが、コツコツと就活を進めておくと、大学3・4年生になった段階で他の学生と確実に大きな差が開きます。
「大学生活何もしてねえ!」
という大学2年生の方は、就活でやるべきことを頭に入れた上で、残りの大学生活をどのように過ごすか考えておくと良いでしょう。
大学生活何もしてない3〜4年生は就活のポイントを抑えよう
大学生活何もしていない3〜4年生に伝えたい、就活を成功させるポイントは3点。
- 結局は伝え方次第
- 1人で就活をやらない
- 就活ツールを使いこなす
順番に紹介します。
①伝え方次第でエピソードが魅力的になる
これから新しく何かを頑張ることは時間が限られているということもあり、難しいです。
そのため、今持っている自分の武器を駆使して上手く立ち回ることが必要になります。
多くの学生は分かりやすい実績(全国大会出場、リーダーシップ、バイトリーダー)などを求めがちです。
しかし、企業が就活生に求めていることは
- 目標を達成するときの努力や過程
- そこから何を学んだのか
- その学びをどのように活かすのか
- それらを分かりやすく伝えているか
この4点です。
これらをESを読む人や面接官に伝えると、上手く自分を伝えることができます。
伝え方次第で何てことのなかったエピソードが、魅力的に伝わるようになるのでぜひ押さえておきましょう。
②1人で就活をやらない
就活は1人でやると結構大変です。
- 自己分析:自分の興味関心を知る
- 業界・企業分析:業界企業のことを分析する
- ES(エントリーシート)記入:大学生活で頑張ったこと・自己PRを書く
- 筆記試験(SPI・玉手箱など):筆記試験(国語と算数)
- グループディスカッション(とあるテーマに対して他の学生とディスカッション)
- 面接対策(面接官との対話)
これらを1人でやると、とんでもない量の時間がかかってしまいます。
しかし友達とやると、選考対策や就活のコツを教え合うことができ効率的です。
大学の友人が一番近い友人だと思いますが、
「マウントの取り合いになりそうでやだ…」
「自分の選考状況知られたくない…」
という人もいると思います。そんな方におすすめなのは、LINEのオープンチャットです。
全国の就活中の学生がESの添削をし合ったり、GD・面接の練習相手を募集しています。
相手は見ず知らずの学生なので、フラットなアドバイスがもらえるかもしれませんね。
業界や業種、志望企業ごとにグループが分けられているので、特化した対策ができるのも魅力です。

LINE オープンチャットの一例。総合・ES対策などに分かれている。

業界ごとに分けられている例
気になった方はLINEのオープンチャットで「就活」と検索!
見ているだけでも役立つことばかりですし、悩みを共有することができてモチベーションも保つことができます。
③就活サービスを使いこなす
世の中には就活に役立つサービスがたくさんあります。
就活生の時に使っていたサービスを3つだけ紹介です。
- ONE CAREER(Webサイト)
- Offer box(アプリ)
- キミスカ(アプリ)
ONECAREEAの特徴はなんといっても、企業ごとに過去の就活体験談が無料で見られること。
その数なんと45万件以上。
「どんな選考ステップだったのか」「どのように選考が行われたのか」実際に受けた就活生の体験談を無料で知ることができるので、対策には必要不可欠。
内定者のES、面接の受け答えがわかるので企業のがどんな基準で選別しているのがわかるので、選考通過率がグッと高まること間違いなしです。
公式サイト:ONECAREER(ワンキャリア)
スカウトアプリの代表例であるOfferBox
やキミスカ
にも登録してくと良いでしょう。
プロフィールを書いておくだけで、企業からのスカウトが届きます。
他の学生より工夫したプロフィールを書くことができれば、大手企業や有名企業からの案内がくることもあるようです。
(説明会の案内・選考免除・面接確約など)
自分が知らなかった優良企業を見つかる場合もあるので、最初だけ頑張ってプロフィールを書くことを超絶お勧めします!
書いておけば後は勝手に就活を進めてくれるイメージです。
筆者はこの2つに登録をし、Offer box・キミスカ合わせて300以上の企業からスカウトをいただきました。結果、キミスカからいただいたスカウトをもとに大企業に内定をいただきました。
2年間の休学後に挑んだ就活体験談は【逆転可能】休学はやめとけ?休学経験を就活に活かすコツ3選で詳しく解説中です!
本当に大学生活何もしてない?【今一度振り返ろう】
ここまで大学の年ごとに、就活を成功させるポイントを紹介してきました。
ただここで一度振り返ってみて欲しいです。
「本当に何もしていないのか?」
何もしていないこと、とは一体どういった状況でしょうか?
極論ですが、人間は何かしらしてますよね。
起きる、食べる、歩く、話す、考える、読む、など何もしていないなんて状況はないんです。
しかし「大学生活何もしていないな…」と思ってしまう学生がいるのはなぜでしょうか。
それは他の学生と比較してしまうから。
- サークル楽しい!
- 〜〜大会で入賞しました!
- 〜〜の資格とった!
- ボランティア頑張ってます!
など、今まで見えなかった部分がSNSがきっかけで見えるようになりました。
自分に持っていない何かを持っていると、どうしても羨んでしまいます。
でも就活を理由あって2回経験した身からすると、本気で物事のド派手さは関係ないです。
それよりも普段から「どれだけ物事を考えているのか」「なぜそれを行っているのか」の方が大事です。
「ボランティアやってます!やってる理由はなんか、将来就活に役立つかなと思って!」
こんなふうに考えている人の方が大半です(筆者がこれにあてはまる…笑)
物事のド派手さは関係なく、
- 今まで夢中になったことはなんだったか?
- 目標を持って取り組んだことはなんだったか?
- モチベーションが高かった時はどんなだったか?
をまず考えてみると、突破口が見えてくるはず。
それっぽいのが浮かんだら、あとは理由を後付けていくと素敵な「大学生活頑張ったこと」の完成です。
大学何もしてないから後悔している人は何をすべき?
「自分の理想の大学生活はこんな感じじゃなかった!」
と、後悔してしまった大学生もいますでしょうか?
そんな方には「大学を休学する」という選択肢もあります。
ある一定の休学費用を払うことで、大学に籍をおきながら休むことができる制度です。
私は大学4年生から2年間の休学を経験しました。休学したかった主な理由は「就活から逃げたかった」から。
その後、休学の2年間で様々なことを経験しました。
- 学生ボランティア
- 語学学習
- ブログ運営
- 海外留学
- 長期インターン
これらは私の視野を広げてくれる、貴重な経験になりました。
2年間の休学だったので、就職活動はそれらがネックになってしまうかと思いましたが、興味を持って聞いてくれる企業が多かった印象です。
結果、大企業からの内定を獲得することができました。
「自分の大学生活を後悔していたけど、ここから逆転したい!!」
というモチベを持っている方は、休学を検討するのも良いでしょう。
ほとんどの大学生は何もしてない説

大学生活何もしてない…
と考える人は意外と多いはずです。
しかし特にデータとはないですが、大学の同級生たちは
- 家電量販店でアルバイト
- スーパーでアルバイト
- 飲食店でアルバイト
などアルバイトしている人が大半です。
アルバイトはしているので、「何もしていない」という訳ではないですが、「大学生活頑張ったこと」のエピソードを生み出すには難しいイメージです。
(さらに大体の人が「売り上げアップに貢献した」というエピソードを面接で持ってくるので、他の人と被りがちです)
「これをやってる時が楽しい!」「これを頑張りたい!」
などのように、やりがいを見つけてる大学生は本当にごく稀なので、絶望しすぎなくても良いと思います。
しかしずっと不安を抱えているのも辛いので、最低限やっておいた方が良いことを紹介すると
この3つです。
これらに向かって少しずつ動いていくと、大学生活が充実に向かっていきます。
私は在学中、計10種類のアルバイトを経験しました。
アルバイトって「お金を稼ぐ」っていうイメージしかないと思うんですが、「これやってる時楽しいな」と思えるアルバイトに出会えると、「お金を稼ぐ」という感覚がなくなり、働いているのに楽しいという無敵の時間に巡り会えます。
あとは長期インターンですね。いまは2つのインターンを掛け持ちしてます。
働きつつ社会に役立つスキルや経験を得ることができるので、長期インターンは超お勧めです。
【まとめ】大学生活何もしてなくても、まだまだ逆転できる
それでは、この記事のまとめです。
この記事では、「やばい…大学生活何もしてない…」という不安を抱えている学生向けに学年別の就職活動に向けてやるべきことをまとめました。
大学1年生:
まだ時間はたっぷりある。大学生のうちにやっておくべきこと10選を参考に、自分が興味のあることに取り組もう。
大学2年生:
就職活動が始まるまでまだ時間はある。まずは就職活動で何をするのかを事前に把握した上で、いま何をしたら良いのかを考えよう。
大学3〜4年生:
今持っている武器で就活を戦う!そのためには、就活で押さえておくべきポイントを参考にして、就活を有利に進めよう。
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