
休学中に長期インターンは良い?
長期インターンのメリット・デメリットってなに?
これらの疑問に答えていきます。
この記事の内容
- インターンの種類
- 長期インターンのメリット
- 長期インターンのデメリット
- 長期インターン生の1日
- オススメの休学中にやるべきこと7選
- 休学のメリット4選
結論から書きます。長期インターンを休学中に行うメリットは以下の3つです。
- 社員と同じような責任感ある業務経験ができる
- 選考フローを経験できる
- 社会人になる前にビジネス経験を積める
デメリット3つも先に書いちゃいますね。
- 復学する意味を失う可能性がある
- インターン採用までにある程度の時間が必要
- 時間を失う可能性がある
休学中にやるべきことの一つとして、ぜひ検討して欲しいのが長期インターンです。
その理由を長期インターン経験をもとにメリット、そしてデメリットを併せて紹介していきます。
休学中に長期インターンを検討している方・休学中に何をすべきか迷っている方は必見です。
それでは早速いきましょう。
インターンの種類3つを解説
- そもそも長期インターンってなに?
という方はこちらから読んでいただけると、さらに理解が深まると思います。
インターンには3つの種類があります。
- 1dayインターン
- 短期インターン(1~2週間程度)
- 長期インターン(数ヶ月)
それぞれ簡単に解説です。
1dayインターン(セミナー・業務体験ワーク)
1dayインターンは1日もしくは半日なので、気軽に参加できるのが特徴です。
会社説明会だけでは伝わりづらい部分を、詳しいセミナー形式やワークショップなどで体験できます。ワークショップは個人ワーク・グループワークなど様々。
そのため、「浅く広く知りたい」という方にはぴったりのインターンです。
短期インターン(プロジェクト形式)
とある課題やプロジェクトに対して、グループや個人で取り組むのが短期インターンです。
期間は1週間〜2週間が多いので、ある程度まとまった時間が必要です。
しかしその分、リアルな企業課題に触れられることができるので、志望している業界や業務が自分に合っているかをある程度見極めることができます。
また選考を通過する必要がある場合が多く、インターンを通して選考経験を積むことができます。
1dayインターンと次に紹介する長期インターンの良いところをまとめたものが短期インターンですね。
長期インターン(就業実践型)
業務の範囲や期間が定められているものの、企業戦力の一員として実際に社員が行なっている業務に当たることができるのが長期インターンです。
雇用期間は半年から1年以上で、募集している職種も様々。営業・企画・マーケティング・エンジニアetc…。
またほとんどの場合、有給インターンという形で雇用されお金を得つつ、働くこともできます。上記で紹介した1dayや短期インターンは、だいたいが無給です。
(その代わり、短期インターンは企業の選考に早めに乗っかれる)
長期インターンは反対に、アルバイト並みにお金を得られるというのが大きな違いです。
営業は結果を出したらインセンティブで追加でもらうなんてこともあるらしいですよ。
長期インターンのメリット3選
それではここから長期インターンをするメリットを3つご紹介します。
- 社員と同じような責任感ある業務経験ができる
- 選考フローを経験できる
- 社会人になる前にビジネス経験をつめる
順番に解説していきますね。
社員と同じような責任感ある業務経験ができる
長期インターンでは、社員の方と同じような責任感ある業務経験ができます。そのため、仕事に対する具体的なイメージが湧きやすく、業界や業種の適正を図ることができます。
例を出すと、もし今ご自身が「営業に興味ある!」といった興味があれば、営業のインターンをすべきでしょう。
そして、営業職のインターン先である程度責任感が伴う業務。例えば、営業企画のアシスタントや、先輩の営業の同行ができるなどの機会があるかもしれません。
このインターン経験から「営業向いてるかも! or 向いてないかも…」が肌で実体験として理解できます。
やはり、実際に経験してみないと分からない場合が多いですからね。自己分析を通して、向いてそうだとおもったとしてもやはり経験の差は歴然です。
このように長期インターンをすると、業界や職種理解が肌で実感できるので、職務適正を判断できるメリットがあります。
選考フローを経験できる
長期インターン生として採用されるには、ほとんどの場合で選考を通過する必要があります。
エントリーシート・面接が伴うので、就活を控えている学生にとっては選考経験を実戦で経験することができます。
ES・志望理由・自己PR・面接などは初めから完璧な人はいません。やはり選考を突破するには練習が不可欠です。
そういった面でも、長期インターンは就職活動が待ち構える大学生にとっては大きなメリットがあります。
たとえ、インターンがダメだったとしても本選考を受け付ける会社が多いのでどんどんチャレンジしましょう。
社会人になる前にビジネス経験を得られ、他の学生との差別化ができる
日本では長期インターンを経験する人は少ないです。
2022年の就職白書(株式会社リクルート 就職未来研究所)によると、1ヶ月以上のインターン経験がある人は約3%しかいませんでした。
そのため、長期インターン生でビジネス経験がある人は必然と希少価値が高くなりますよね。
さらに、インターン志望先で結果が出た場合は業務内容に適性があるとされるので有利にもなります。
選考が有利に働く大きなメリットが長期インターンにはあります。
以上が長期インターンのメリット3選でした。就活を控えた学生には長期インターン経験は特に大きな武器になること間違いなしです。
長期インターンのデメリット3選
次に、長期インターンのデメリット3選を紹介していきますね。
- 大学に復学する気が無くなる
- インターン採用までにある程度の時間が必要
- インターン先が合わず、時間を失う可能性
それぞれ詳しく解説してきます。
大学に復学する気が無くなる
大学に戻る意味を感じなくなる可能性があります。
学問を学ぶことよりも、実務で利益が出ることの方が魅力的に感じてしまい、大学に戻る意味を失ってしまう人もいるそうです。
自分のやりたいことができ、お金を得つつ、将来につながっていると思うと、大学に戻る必要もないと感じるのも無理はありません。
休学⇨退学につながる可能性はありますね。
採用までにある程度の時間が必要
長期インターンのメリットで、「選考経験を経験できる」ことを紹介しましたが、裏を返せばその分ある程度の時間がかかることになります。
ESと面接は少なくとも突破する必要があり、それらを補う志望理由なんかも考える必要があります。
「やりたい!」と思ってもすぐに採用されることは難しいです。就活経験者の私の例を出すと、採用までに約1ヶ月間の時間はかかりましたね。
インターン先が合わず、時間を失う可能性
それなりの時間を投資して、選考を突破しインターン内定を勝ち取ったとしても、やはり入ってみないと分からない場合が多いです。
- 実際の業務が思っていたのと違った
- 担当者と合わない
- 同期のインターンとの関係性
など説明だけでは分からないものが多いです。
そのためある程度の時間をかけたにも関わらず、すぐに辞める可能性もあります。(そういったことを防ぐためにも選考で見極められるんですが…)
やっぱり実際に入ってみないと分かりません。「やっぱりなんか違うな…」と思ってしまうと、時間を無駄にしたなと感じるデメリットもありますね。
しっかりと自分と向き合い、インターン先を選ぶことをおすすめします。
長期インターン生の1日
2022年12月からメディア運営の長期インターン生をしている私の1日のスケジュールを紹介します。
何か参考になったら嬉しいです。
- 7:30 起床 準備
- 10:00 出勤・業務開始 資料閲覧
- 13:00~14:00 休憩
- 14:00~19:00 執筆作業 会議など
- 19:00~ 退勤
- 24:00 就寝
簡単にですが私のインターンの1日です。
記事作成と電話対応がメイン業務ですね。まだまだ1ヶ月程度のペーペーなので、やれることは少ないですがこれからできることを増やしていきたいですね。
ちなみに週に3日程度で働いています。自分で出勤できる日を組めるので、ある程度自由がききます。
休学中にやるべきこと7選
休学2年目がオススメする休学中のやるべきことを7つ紹介します。
長期インターンの他にも休学生ならではのできることが他にもあります。軽く紹介です。
休学中にオススメやるべきこと7選
- 海外留学、ワーキングホリデー
- 長期インターン
- ボランティア活動
- 勉強、スキルを身につける
- 旅
- 起業(個人で稼ぐ力)
- 趣味
長期インターン以外のやるべきことを知りたい方は、休学中にやるべきこと7選!人生を豊かにする休学とは?の記事をご覧ください
長期インターンは、この中でもちょうど良い難易度かつ役立つ経験が得られる可能性が高いと思います。
休学のメリット4選
休学をしているからこそ、長期のインターン経験が活きてきます。その理由は休学のメリットにあります。
休学のメリット
- 自分だけの時間が大幅に増える
- スキルが身につけられる
- 新しいことに挑戦しやすい
- 自分の将来について考える時間が増える
特に自分だけの時間が大幅に増えるということで、長期インターンにフルコミットできます。
大学に通いつつですと、週に2~3日だと思いますが、休学で手に入れた多くの時間を使えば週5勤務も可能になるので、短期間でレベルアップも可能です。
休学のメリット・デメリットの詳しい解説は休学のメリット5選!休学2年目が解説するメリットとは?をご覧ください。
休学中の活動はインターンがオススメ!
今回はインターンの種類から長期インターンをするメリット・デメリットを紹介しました。
休学中や就職活動を控えている人にも、長期インターンは学生時代にビジネス経験を積めるという点でおすすめです。
長期インターンを選択肢の一つとして検討してみてください!
それでは次の記事でお会いしましょう。
See you!
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