みなさんこんにちは、kaporuです。
今回はToo good to goアプリについて紹介していきます。
みなさんはToo good to goというアプリをご存知でしょうか?おそらく、聞いたことがないという方がほとんどだと思います。
実は日本ではまだ展開していないアプリなので、使うことができる国・地域にいる方はぜひ使ってみてほしいアプリです。
Too good to goを使うとお得に食べ物を購入でき、同時にフードロスにも協力できてしまう素晴らしいアプリです。
今回の記事では、そんな環境に優しいアプリを、概要から使い方まで、体験談も含めて紹介していきます。
Too good to goアプリの概要について
では、まずアプリの概要を紹介します。
開発国 | デンマーク |
アプリリース日 | 2015年 |
料金 | 無料 |
使用可能な国 | 欧州・北米など |
Too good to goとはレストランやカフェ、ベーカリー、食料雑貨店などで売れ残ってしまい、廃棄されてしまう予定だった食べ物を半額以上のお値段で利用者が購入できるアプリサービスです。
アプリのそのものの目的は、世界の食料廃棄物を減らすことです。
消費者はアプリを使うことで、お得に食べ物を入手でき、生産者側は、本来無駄になってしまう商品を利益に繋げられます。
そのため、利用者全ての人がwin-winになるサービスを提供しています。
Too good to goアプリを使うだけで誰もが環境改善に参加する点が素晴らしいですよね。
使用できる国はアメリカ、カナダ、イギリス、フランスなどの欧米各国で使うことができます。残念ながら、Too good to goアプリは日本ではまだ使うことはできません。
このアプリ一番の魅力は、その提供される商品の価格です。
Too good to goを通して売られる商品は、なんと通常価格より約1/3ほど安くなり、お手頃価格で購入が可能なんです。
例を出しますと、商品によっては$24(約2400円)のものが、約$7(約700円)くらいになります。とてもリーズナブルですよね。
しかし、ここでアプリを使用する際の注意点があります。
購入できる商品の中身は選ぶことができません。つまり、お店の商品がランダムに入っています。
期限が迫っていたり、近いうちに捨てられてしまう商品から提供されていきます。そのため、アプリ利用者が商品を選べない分、お買い得に購入できるんですね。
世界中でインフレが進んでいる中、こうした便利なサービスは節約したい人たちにとっては魅力的なのではないでしょうか?
海外にいる人は是非、一度は試してほしいアプリです。
Too good to goアプリの使い方を解説
それではここから、Too good to goの使い方について紹介していきます。
アプリの使い方は大きく以下に分かれます。
以上の簡単な流れでローカルフードを楽しむことができます。
Too good to goのアプリをダウンロード
まずはアプリをダウンロードしましょう。
ちなみにアプリはスマホの設定が日本のままだとダウンロードできないので、アプリが使用できる国に変更しましょう。(アメリカ、カナダなど)
アプリのダウンロードページは以下のリンクを参照ください。
iPhoneはこちら
Androidはこちら
アプリをダウンロードしたら、簡単なプロフィールを設定しましょう。
Too good to goアプリの画面解説
ここからそれぞれの画面を解説していきます。
アプリの初期設定が終わると以下の画面が出てきます。
上記の画面がホーム画面です。下のメニューには、
- Discover
- Browse
- Favourites
- Me
とカテゴリ分けされています。
それぞれをカテゴリを、1つずつ解説していきます。
Discover(アプリのホーム画面)
Discoverページはアプリのホーム画面です。
上の画像から確認できるように、ホーム画面にはお店の情報ずらっと出ていますね。
- お店の名前
- 受け取り時間
- どんな商品か
- 受け取り可能時間
- レビュー
- 距離
- 価格
以上の項目が、すぐにわかるようになっています。
また下にスクロールしていくと、さらに分かりやすいように、カテゴリが分けられています。
Save before it’s too late(締め切り間近)
Collect now(いま獲得可能)
Collect tomorrow(あす獲得可能)
These were popular today (売り切れてしまったお店)
Your favourites(お気に入りしたお店)
と、以上の項目のようにカテゴライズされています。気分に合わせてお店を探すことができるので、便利ですね。
上述したように、購入できる商品の中身は確認できませんが、判断材料としてお店のレビューが確認できるので、チェックしましょう。
右上のハートマークを押すと、お気に入り登録ができ、すぐ確認できるようになるので、お気に入りのカフェ・レストラン・スーパーはタップするのをお忘れなく。
Browse(お店の検索画面)
Browseページではお店を探すことができるページです。
ページの一番上にある【List】もしくは【Map】ボタンで、リストから探すかマップから探すかを選ぶことができます。
また、左上のフィルターボタンをタップするとフィルターをかけることができ、自分の好みにあったお店を探すことが可能です。
かけられるフィルターは例えば、
- 売り切れ商品を隠す
- 食べ物の種類(一般的な料理・パンandケーキなど、食料雑貨)
- ベジタリアンorヴィーガン
などです。
自分の好みやその日の気分によって使い分けることができるので、便利ですね。
地図から探す場合は上のMapをタップし、自分の気になる地域から選ぶことができます。
上記の画像がマップ画面です。直感的に探すことができるので、わたしはMapからよくお店を探していました。
色が黄色と青色、灰色があると思います。
青色は商品がまだたくさんあることを示し、黄色は残り商品が少ないことを意味します。灰色は売り切れか提供していないお店です。
Favourite(自分のお気に入り)
Favouriteページでは、お気に入りをしたお店が表示されます。
たとえ売り切れていたとしても、このページから簡単に見つけることができるので探す手間が省けますね。
気になるお店を見つけたら早速予約をしてみましょう。
上記画像が、商品を予約をする前のページになっています。
Reserveボタンを押して、手持ちのデビットカードやクレジットカード番号を入力し購入完了です。
購入内容がアプリに登録してあるメールアドレスに届きます。
その後、指定の時間に取りに行きましょう。
以上がToo good to goアプリの使い方でした。
アプリの使い方は非常に直感的なので、慣れていない人でもすぐに使えるようになるかと思います。
実際にToo good to goアプリを使ってみた!
ではここからは実際にカナダのバンクーバーでToo good to goを使ってみたので、利用した2つのお店と気になる中身を紹介致します。
購入したのは”Uncle Faith’s Pizza”というピザ屋さんです。予約をすると同時にクレカやデビッドカード情報を登録し、その場で決済されます。
(ちなみにピザ屋さんは高確率でアプリ上に出てきます。)
決済後、このような画面がでてきます。
購入した商品の詳細です。
指定された時間通りが書いてあるので、その時間に取りにいきましょう。
今回は16:30から~17:30の間が指定時間ですね。価格は税込5.99でした。
通常価格は$18なので、約$12を節約できたということになります。日本円で1200円も節約できました。
はい、お店に来ました。なんとも可愛らしいピザ屋さんです。
店員さんにToo good to goで来たことを伝えます。I’m here with too good to goと言ったら、店員さんもあ、はいはいといった感じでした。
わざわざピザを温めてくれたようで数分後に無事受け取ることができました。アプリ上で受け取り確認を押して完了です。
早速、受け取った箱の中身を拝見。
ピザがなんと6枚も入ってました!
ということはピザが1枚約$1になるので大変お買い得です。
物価上昇中のカナダでは考えられないくらいコスパがいいです。
ピザ一枚は手のひらサイズくらいですかね。3枚で満足です。
1日で全ては食べきれないので、食べきれないものは冷凍し、2日間に分けて食べました。
では次です。今回はカフェにチャレンジです。名前は”Cafe Super Veloce”さんです。
価格は$4.99。店員さんに伝えると、商品を冷蔵庫から取り出してくれて、渡してくれました。
しっかりした紙袋に入っており、それなりに重かったので、期待値はそれなりに大。そして気になる中身は…。
それがこちらです。
なんとTofu Capreseでした。(初めて聞いた)
豆腐にたくさんのサラダとチアシード?みたいなつぶつぶが入っていました。
個人的には$5にしてはちょっと量が少ないかなと思いました。(ピザと比べちゃうとね…)
Tofu Capreseの通常価格で$15はちょっと高すぎ…と思いましたが味はその分美味しかったのでまあ、プラマイゼロということで。
いかがでしょうか?
このようにToo good to goアプリは色々な食べ物を提供しています。
中身がわからないので、福袋感覚で「良いの入ってたらいいな~」という感じで、あまり期待値を上げずに行くと良いと思います。
ただ、通常価格より安いのは間違い無いので、このアプリが使える地域にいるのであれば、試してみる価値ありだなと個人的に感じます。
Too good to goアプリのメリット・デメリット
では、Too good to goの使い方がイメージできたと思うので、最後にToo good to goを使うことのメリット・デメリットを紹介いたします。
・お手頃価格
・操作が簡単
・ローカルの味を楽しめる
・環境改善に気軽に参加できる
・個数が限られている
・商品は完全ランダム
・アレルギーがある人には辛い
・取りに行く時間が限定されている
人気のお店やレビューが高いお店になると、すぐ売り切れてしまいます。「買おうかな〜、いや辞めとこうかな〜」って迷ってる間に無くなってしまいます。
提供している商品の数は多く無いので、お気に入りをしつつ見逃さないようにしましょう。
ちなみに食物アレルギーに関してですが、購入する前に以下のような注意書きが出てきます。
要約すると、
「商品の中身を本当は伝えたいけど、いつもサプライズなんだ!もし聞きたいことやアレルギーがあったらお店に聞いてね!」
とのことでした。
もしかなりひどいアレルギーを持っている場合は、店員さんに聞くことは必須です。
基本的に商品は選ぶことができないので、アレルギーに関しては自己責任、ということになっています。
Too good to goアプリのまとめ
いかがでしたでしょか?
今回はToo good to goの使い方から体験談、メリット・デメリットを紹介しました。
アプリの操作はすべて英語にはなりますが、使い方は操作性が良く直感的にできるので、上記で紹介した使い方を参考にしつつ、アプリを試してみてください。
カナダのバンクーバーは日本と比べると物価が高く、普段は自炊をして節約生活を送っていましたが、このアプリのおかげで気軽にローカルのお店の食事を楽しめることができました。
ダウンロードも無料で、課金要素もゼロなのでぜひ試してみてください!
普段はカナダのコープ留学についての情報を発信しています。
カナダでの学業、就労経験が積めるコープ留学について知りたい方は以下のページをご覧ください。
それでは。See you!
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