カナダコープ留学のデメリットとは?コープ留学のメリット・デメリット3選

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みなさんこんにちは、kaporuです。

今回はカナダのCo-op(コープ)留学のメリット・デメリットを解説していきます。

カナダできるCo-op(コープ)留学はたくさんのメリットがあります。

  • 年齢制限がなく、何回でも申し込みできる
  • 英語で専門分野を学べる
  • 海外でインターンシップ(就労経験)が積める

など夢が広がる留学プログラムですよね。

そもそもCo-op(コープ留学)ってなに?ってという方はこちらをご覧ください。

最近では大学生に人気の留学プログラムということも聞いたりします。

しかし、そんなキラキラしたコープ留学にもメリットばかりではありません。メリットがあればもちろんデメリットもあります。

そこで、今回は2022年4月からカナダのバンクーバーでコープ留学をしているわたしが、コープ留学のメリット・デメリットを紹介していきます。

kaporu
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Co-op(コープ)留学のリアルを現役留学生がお届けします!

  • コープ留学ってメリットありすぎじゃない?(疑いの目)
  • コープ留学のメリットってなに?
  • コープ留学のデメリットって?

そんな声に応えていきたいと思います!

Co-op(コープ)留学を検討している方は必見です。

このブログを運営している人
かぽる

現役の大学4年生。海外留学・休学・英語を中心に発信中!最近は筋トレにハマる。Python・SEO関連を勉強中。

【経歴】
大学4年生からの2年の休学を決意⇨カナダ留学・長期インターン・ボランティアなどに取り組む⇨大学に復学・在学中⇨SEになります。

【スキル】
TOEIC 915点
Fundamentals of Digital Marketing

コープ留学のメリット3選

コープ留学のメリットを3つにまとめてご紹介いたします。

メリットその1:年齢制限がない

カナダのコープビザ(学生ビザ+ワークパーミットビザ)には18歳以上の方で高等学校を卒業していれば、年齢制限はありません。

そのため、ワーキングホリデー申請制限である31歳以上の方でも申し込みが可能です。

そのため、

  • ワーキングホリデービザをすでに使ってしまった人
  • 以前にカナダのコーププログラムに参加した人

以上の2つに該当する人でもコープビザなら申請可能です。

海外に挑戦する機会がたくさんあるのは嬉しいですね!

(参考元:カナダ・ブリティッシュコロンビア州公式サイト)

メリットその2:長期滞在が可能

一般的な留学スタイルの語学留学やワーキングホリデーとは違い、コープ留学はプログラムによっては約2年間の長期滞在が可能なコースもあります。

ワーキングホリデーですと最大1年間。語学留学でも最大で1年間の人が多いのではないでしょうか?

ですがコープ留学には1年間のカレッジ期間+1年間の就労期間がある、計2年間のプログラムもあります!

長い間カナダに滞在することができるのも、コープ留学の魅力です。

その分、留学費用高そうだな…

と思われるかもしれません。たしかに授業料や生活費などは短期間のコースと比べると費用はさらに重なるのは間違いありません。

しかし、コープ留学は現地で働くことができるので想定していた費用を抑えることが可能になります。

コープ留学生はカレッジに通学している間も週に20時間までなら働くことができるパートタイムジョブが可能なので、大幅に留学費用を抑えることが可能です。

カナダの時給は高く、2022年8月現在、留学生に人気な都市バンクーバーがあるB.C州ではなんと最低賃金が$15.65にもなります。日本円に直すと約1600円ほど時給でもらえます!

B.C州の最低賃金で週に20時間きっちり働いたとすると$1252(約13万円)稼ぐことができ、現地の生活費を賄うことができるくらい稼ぐことができます。

また、学校での勉強期間が終わるとインターン期間に入り週に40時間まで働けることが可能です!生活費をまかなえるだけでなく、支払った学費を賄えるくらい貯金もできます。

さらに獲得したポジションによっては時給が$16~17などさらに収入アップも期待できるので、留学予算が厳しい人でもコープ留学であれば、長期滞在ができるかもしれません!

kaporu
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現地で働けたので、少し貯金して日本に帰国できました!

メリットその3:英語で専門分野を学ぶ

コープ留学というのは、現地のカレッジ(日本でいう専門学校のイメージ)で自分の興味のある専門分野を学ぶことができるプログラムです!

カレッジによって様々なコースが用意されており、自分の興味関心に沿ったコースを選ぶことができます。

語学留学は【英語を学びに海外に行く】留学スタイルですが、コープ留学は【英語を使いながら専門分野を学ぶ】ことができます。

英語+αを身に付けたい人にとってはぴったりの留学スタイルです!

英語で専門分野を勉強しつつ、働ける留学がコーププログラムになります!

英語+専門分野で自分のキャリアを高めることができますね。

以上の3つがコープ留学のメリットでした。

カナダのコープ留学について興味が出てきた!という方は、以下の記事で詳しく解説していますのでぜひご覧ください。

コープ留学のデメリット3選

しかし、そんな良いことづくめのコープ留学にもデメリットはあります…。コープ留学のデメリットを3つにまとめて解説いたします。

デメリットその1:自身の英語力に左右される

カレッジ在学中やカレッジが終わった後の就労期間にコープ留学を満喫できるかどうかは、自身の英語力に大きく左右されます。

もし仮に英語力が低いまま渡航してしまうと、授業はオールイングリッシュで展開されるため、先生の言っていることがわからなかったり、他の国から来た留学生とのディスカッションにうまく参加できなかったりと、コープ留学が失敗に終わる可能性があります…。

そもそも、コーププログラムに応募するには入学条件をパスする必要があります。

入学条件は学校やコースによって様々ですが、条件をパスするには一般的に最低でも、

  • TOEFL 45-54
  • IELTS 4.5
  • TOEIC600~

程度の英語力が求められます。

基本的に4技能が測れるIELTSやTOEFLのスコアが求められていますが、日本で人気のTOEICのスコアだけでパスできてしまう学校も一部あるようです。(自分の通っている学校がそう)

TOEICのスコアを持っている人が大多数だと思いますが、個人的にTOEICだけで条件をパスするのはおすすめしません。なぜなら、TOEICはリスニングとリーディングしか評価してくれないからです。

スピーキング力が低いままですと、授業中に発言することが難しかったり、就労期間の仕事探しに大きく響くことがあります。

現地で学ぶ最大のメリットは、色んな国から来た留学生と一緒にディスカッションなどの交流をすることですよね。

TOEIC L&Rにはないスピーキングを鍛えておくことで、世界中から来た海外の人と話し合うこともできますし、友達もできやすいです。

海外では友人から様々な仕事のコネに繋がったりする場合が多いので、ある程度のスピーキング力を持つことで友達も出来やすいですし、仕事にも繋がることがあります。

私は渡航前にオンライン英会話をほぼ毎日やっていたおかげで、現地で友達もでき、私が仕事探しに困っていた時は友達から仕事を紹介してもらいました!

このように英語力が低いままコープ留学に挑戦してしまうと、満足のいく留学ができないデメリットがあります。

コープのカレッジに入学する前に、現地の語学学校で入学基準を満たしてからカレッジに入学する方法もあります。

現地で英語力を高めることも検討してみると良いでしょう。

デメリットその2:現地での仕事探しが大変

現地での仕事探しがとても大変です。

特にインターン先を見つけるのは至難の技で、オフィスで有給インターンを見つけるのはさらに難易度が上がります。

経験談として以下4つが挙げられます。

  • 自分でインターン先を探さないといけない
  • 会社は即戦力を求めている
  • すぐに帰ってしまう人を雇うメリットが企業側にあまりない
  • 大学生はアピールする職歴がない

留学先での仕事探しが大変な理由を項目順に詳しく解説いたします。

自分でインターン先を探さないといけない

学校が用意してくれないの!?

と驚いている方もいるかもしれません。

インターン先を用意してくれる学校は限られています。

少なくとも自分が通っている学校は仕事先を用意していくれるということはなかったです。

ただ、現地の職探しのサポートはしてくれるはずです。

私の通っている学校は、

  • 履歴書やカバーレター(履歴書と一緒に送るやつ)の作成サポート
  • 履歴書やカバーレターの添削
  • ジョブフェア(会社の説明会的な)の案内
  • 面接練習

以上のサポートを留学生に提供しています。

ですが、基本的には自分が主体となってインターン先を見つける必要があります。つまりは海外で就職活動です。

海外での仕事探しの基本的な流れは、

  1. 自分で履歴書とカバーレターを書く
  2. 自分の職歴やスキル、興味にあった求人を探す
  3. 自分で応募をする
  4. 面接の練習をする
  5. 面接を受ける

日本の就職活動と似ていますね。仕事を見つけるまでこの繰り返しです。

飲食店やカジュアルなジョブはカバーレター等は必要なく、面接もビザの期限や人柄重視なので、少し負担が減ります。

学校が必ずインターン先を用意してくれるわけではないので、勘違いしないようにしましょう!

海外に渡航する前からしっかりと現地の就職活動に備えておくと、コープ留学をより充実させることができると思います。

また、学校によっては座学期間が終了した後のインターン先を100%保証、といった学校もあるそうなので仕事探しが不安な方はそういった学校を利用するのも手だと思います。

会社は即戦力を求めている

一番仕事を見つけることを難しくさせているのが、会社は即戦力を求めていることです。

会社はすぐに活躍してくれる人が欲しいので、スキルや職歴が重視されます。

職歴やスキルを持ってないとそもそも応募条件を満たすことができず、書類すら通らないです。

Indeedのとあるオフィスワークの求人票のQualification(応募資格)のところを見ると、

  • Microsoft Office: 1 year (Required)(必須)

  • Front desk: 1 year (Preferred)(好まれる)

  • Administrative experience: 1 year (Preferred)(好まれる)

などの以上の経験が求められます。要はパソコンを使ってなにか仕事をしてないと、応募資格が満たせません。

関連した職務経験やスキルがない限り、書類選考で落とされることは高いでしょう。

さらに詳しく見てみると、面接では以下のことが確認されるそうです。

  1. High School diploma or equivalent
  2. A least 2 years in a customer service role, preferably in a construction or roofing environment
  3. Excellent interpersonal and communications skills
  4. Conflict management skills are an asset.

*1:高校卒業資格 *2:少なくとも2年のカスタマーサービス経験 *3:優れた個人コミュニケーション *3:対立問題の解決スキル

などがさらに求められています。このようにオフィス系の仕事はしっかりと自分の職務経験と強みを話すことが必要です。

まとめますとコープ留学生はIndeedやジョブフェア、学校を通じた求人から自分で応募をし、面接を受け、仕事を探さなければなりません。

さらに詳しいカナダでの仕事の探し方の解説は以下の記事から

オフィスワークに限らず、飲食店にも当てはまる場合もあり、ローカルのカフェに応募しようにもバリスタ経験が必須だったりする所もあるので、未経験者には難易度ベリーハードな世界が待っています。

(無給インターンであれば比較的見つかりやすいです。)

すぐに帰ってしまう人を雇うメリットが企業側にあまりない

雇う側の人からしたら、働いてもらうからには長くいて欲しいですよね。

しかし、コープビザは働ける期限が決まっています。

例えば、4ヶ月+4ヶ月のコースを取ったとすると、

  • 前半の座学期間は4ヶ月勉強した⇨後半のインターン期間は4ヶ月働ける

こんな感じです。1年足らずでビザが切れてしまい、すぐ帰国してしまう人が多いのです。

重要なポジションを雇う側からするとたったの数ヶ月しかいない、しかも英語力もそんなに高くない人を雇うメリットはあんまりないんですね…。

そのため、カナダに長く滞在できてそれなりに英語力が高くて職務経験がある人が採用されやすいのはお分かりいただけると思います。

未経験の人や英語力が低いままですと、仕事を見つけるには苦労がいるでしょう。

大学生はアピールする職歴がない

ほとんどの大学生は飲食店や小売店などのアルバイトをしてきた人が多いと思います。

かくいう私も日本では大学生なので、面接でアピールする際に超重要な職歴がありません。職歴といってもアルバイト経験です。

オフィス系のインターンに挑戦をする人は、この職歴がないという面で苦戦を強いられるかもしれません。

そのため、職務経験がないという方はカナダに渡航をする前から少しでもいいので、経験を積んでおくと現地でそれほど仕事探しに苦労はしないんじゃないかと思います。また、現地でボランティアや無給で働いてキャリアを積むのも良い方法です。

自分の周りの話を聞く限り、ほとんどの日本人コープ留学生はカフェ・レストラン・小売店などで働いています。デジタルマーケティング系の分野を勉強していたとしてもです。(主に大学生)

決して、上記の職種を悪く言っているのではなく、「コープビザを使えば、海外でインターンシップができるよ!」と言われたら、大多数の人が会社のインターンを想像すると思うのですが、現実は全く違うよ、ということをお伝えしたかったです。

ごくごく稀に、日本で大学生だった人が関連のある職歴もなく、現地でオフィスのインターンを見つける人もいますが…。

もしくはコネクション活用をして会社から面接の機会をもらう人もいます。(海外はコネ社会)

毎日何十件も求人に応募をし、面接練習をし、熱意を伝えるその精神力は尊敬に値します。鋼メンタルです。

kaporu
kaporu

自分には到底真似できない…。

しかし、経験が足りなくてもその仕事に対する熱意を伝えることでそのポジションをゲットできる可能性があります。しっかりと足りない部分をカバーする何かを伝えることが重要です。

大学生にはコープ留学は厳しい戦いになる、ということをお伝えしましたが、

私は大学を休学してコープ留学に挑戦しましたが、挑戦してよかったなと思っています。

語学留学にはできない海外で働くという経験はかけがえのない貴重な体験です。

大学生でコープ留学をするのに迷っている方は是非ご覧ください。

デメリットその3:学べる授業の知識が浅い(人による)

カレッジで学ぶ専門分野が人によっては浅いと感じることがあるかもしれないです。

特に社会人経験者ですと、よりそう思うのではと感じます。

特に私が受講していたカスタマーサービス系のコースは、ある意味当然だなという授業内容もありました。

私が通っていた学校(CICCC)や実際の授業について気になる方は、こちらの記事が参考になります。

ですが、Webデベロッパーマーケティングなどのより専門分野を全くのゼロから始める人には、ちょうど良い難易度なのかもしれません。

以上がコープ留学のデメリット3選でした。コープ留学を検討している方は是非参考にしてください。

コープ留学のメリット・デメリット3選をまとめてみた感想

最後にまとめです。

今回はカナダCo-op(コープ)留学のメリット・デメリットをそれぞれ紹介いたしました。

コープ留学は良いイメージが先行しがちですが、裏の努力が必要な部分もたくさんあります。

特に現地での仕事探しについては色々と大変な部分もあります。

自分自身の留学の目的と照らし合わせた留学プランを選択し、自分の夢を叶えましょう!

それではまた次の記事で。

See you!

 

 

 

かぽる

現役の大学4年生。海外留学・休学・英語を中心に発信中!最近は筋トレにハマる。Python・SEO関連を勉強中。

【経歴】
大学4年生からの2年の休学を決意⇨カナダ留学・長期インターン・ボランティアなどに取り組む⇨大学に復学・在学中⇨SEになります。

【スキル】
TOEIC 915点
Fundamentals of Digital Marketing

カナダコープ留学/海外生活
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元休学生かぽるのブログ

コメント

  1. ぎょん子 より:

    とても分かりやすかったです。
    私も来年cope留学を考えているのですが、回りの人から利点ばかり聞くので、現実的で厳しい意見・現状を知れてよかったです。それを含めて、やっぱりcope留学に行きたいという気持ちが強くなったので頑張っていこうと思えました。自分の留学に対して参考になるブログだったので、これから継続的に読ませていただきます^_^更新お待ちしてます〜

    • かぽる kaporu より:

      ぎょん子さん
      コメントいただきありがとうございます!分かりやすい、との声が聞けて嬉しいです。
      また、コープ留学に挑戦するということで応援しています!陰ながら応援させていただきます。
      まだまだ伝えたいことたくさんあるので、更新お待ちください〜!

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