Hello Everyone みなさんこんにちは、kaporuです。
この記事ではカナダ(バンクーバー)のシェアハウス探し役立つ、5つのサービスの使い方を紹介していきます。
2022年現在、カナダ(特にバンクーバー)では家賃の高騰が続いており、現地の人からしても高いと感じるくらいの上がり幅らしいです。
(画像の出典:Rentals.ca September 2022 Rent Report)
上記の画像は、カナダ全土の家賃推移を表したグラフです。
調査した会社にによると、家賃が一番高い場所はなんとバンクーバーでした。
高いところで、1ベッドルーム$2574(日本円で約27万円)。おそらくダウンタウンのあたりでしょうか?
バンクーバーは留学生に人気の年で、都心にはたくさんの語学学校が点在。毎年多くの留学生を受け入れている様です。
そのためシェアハウスなどの需要が伸び、希望の場所や予算でシェアハウス探しに苦戦をするかもしれません。
「予算にあう家が見つからない!」「全然家がない」といった声がTwitterでよく見かけます。
《バンクーバー シェアハウス》
シェアハウス探しはめちゃくちゃ苦戦しました🥲できれば2度としたくない🏠
使ったのは
日本人の方が後継で探してくれてる可能性ある
jpカナダ
Twitterと同様後継者探してる人がいる
もちろん日本語で書いてる
コンドとかなら中国人のオーナー多いイメージ— ペコ (@peko07559) April 17, 2023
(「もうシェアハウス探しなんてしたくない!」って自分も思ってました…笑)
シェアハウス探しに役立つ5つのサービスの使い方を、画像付きで解説していきます。
カナダのシェアハウス探し:概要
初めての方にも、シェアハウスの探し方がイメージしやすいように、シェアハウス契約までの流れを紹介いたします。
2:オーナーへ連絡(内見の予約)
3:内見をし気になるところを質問
4:気に入ったら契約。デポジッド等を払う。
以上が一般的な流れになります。
シェアハウスの探し方を網羅的に解説している記事は以下のリンクからです。

初めてのシェアハウスだ!
という方は以下の記事から見ておくと良いでしょう。
カナダのシェアハウス探し:Webサイトの使い方
では本記事のメインである各サービスの使い方を、画像付きで紹介していきます。
この記事で紹介する、カナダのシェアハウス探しで役立つサービスは以下の5つです。
サービス名 | 日本語or英語 | 情報量 |
JPカナダ | 日本語 | 少 |
Craigslist | 英語 | 多 |
Kijiji | 英語 | 少 |
Facebook Marketplace | 英語 | 中 |
Padmapper | 英語 | 少 |
上記の5つのサービスを順番に紹介していきます。
日本語で書かれているサイトよりも、英語で書かれているサイトの方が情報量が多い傾向があります。
①JPカナダの使い方
カナダのシェアハウス探しで役立つサービス1つ目は、JPカナダです。
JPカナダはカナダの留学センター『Jpcanada』が運営する、日本人のためのコミュニティサイトです。
それでは使い方を解説していきます。
まずは、右のリンクからJPカナダの公式サイトに飛びましょう。
画面を下にスクロールし、【賃貸・シェア】の閲覧・投稿をタップ。
タップした先には、ズラッとテナントを募集している物件が並んでいるはずです。
左の丸の図形の中に書いてある数字は、大体の家賃を示しています。
気になる物件を見つけたら、タップして詳細を確認。
写真や紹介文を見つつ、「ここ良いな」と思った場合は、次は内見です。オーナーに連絡をしましょう。
“Calvin”と書かれているオーナーの名前の横に”E-mail”と書いてあるのがわかると思います。
タップすると、以下の画像のようなメッセージ画面が出てくるはず。
メッセージ画面でオーナーが求めている情報を送ります。例えば、軽い自己紹介・いつまで住みたいか・内見可能日などを伝えましょう。
あとはオーナーからの連絡を待ちます。
このメッセージの分かりやすさ・内容が、内見の取得率を左右します。
そのため、メッセージ内容は誰が見ても分かりやすく、好印象を与える様なメッセージを書きましょう。
「どんなメッセージを送ったら良いかわからない!」
という方は、以下の記事で解説しています。テンプレもあるので、コピペでそのまま使うこともできます。
②Craigslistの使い方
カナダのシェアハウス探しで役立つサービス2つ目は、Craigslistの紹介です。
Craigslistの物件紹介ページへ飛びましょう。(今回はバンクーバーを例に出して紹介していきます。)
まず上記のリンク、Craigslistの物件紹介ページをタップすると様々な物件が出てくると思いますが、やみくもに探しても時間がかかるだけなので、まずはフィルターをかけます。
画像のようにOptionをタップします。
Optionボタンをタップすると、以上のような画像が出てきます。自分の好みの物件情報を選択して、フィルターをかけましょう。
バンクーバーに少しの間住んでいましたが、家具付きと冷暖房はチェックはつけておくと良いと思います。
どの家も家具がついていた当たり前ではないので、必ず家具付きは選択しておいた方が無難かと思われます。家具なしだと家で服をしまえなかったり、自分で買わないといけなかったりと余計に手間とお金がかかってしまいます。
夏はカナダといえど35度くらいに到達する日もありますし、冬は鬼寒いので冷暖房がついていると安心です。
ちなみにフィルター機能の1つ、【マップ】を選択すると下記のような画面になります。
【マップ】機能を使えば、自分の住みたい地域などに絞って検索をかけることが可能です。試してみましょう。
気になる物件をタップして、詳細を確認します。
実際の物件の画面です。
詳細が書いてあります。ここに書いていない情報は、内見時やメールなどで必ず聞きましょう。ちなみにこの物件は、近くにスーパーやバス停、駅がそれなりに近かったりと、立地はかなり良いことがわかりました。
シェアハウスが気に入った場合は上記の画像のように、【reply】というボタンをタップし、メールフォーマットを選択して送信するだけです。
③Kijijiの使い方
カナダのシェアハウス探しで役立つサービス3つ目は、Kijijiです。基本的にCraigslistと探し方は同じです。
フィルターの種類や物件の掲載数に違いが見られるのでそこだけ解説いたします。
まずKijijiの物件リストのページに飛びましょう。(こちらもバンクーバーです。)
上記のKijijiの物件リストのページから飛ぶと、たくさんの物件が掲載されていますが、Craigslistと同じようにフィルターをかけましょう。
【Add Filters】をタップすることでフィルターをかけることができます。
ちなみに通知設定に関しては、ログインをすることで新しく物件情報が掲載された際に通知してくれます!
上記の画像たちは、実際のフィルター画像です。
かけることができるフィルターは例えば、
- 予算設定
- 半径〜m以内
- 家具付きか
- 写真付きか
- ペットOKか
など複数選ぶことができます。
しかし、Craigslistと比べるとフィルターの数が、少し少なめかなという印象です。
気になる物件を探してタップして詳細を確認。
気に入ったら上記のフォームから、オーナーに連絡をかけましょう。
④Facebook Market Placeの使い方
カナダのシェアハウス探しで役立つサービス4つ目は、Facebook Market Placeの使い方です。
まずFacebookにログインをしてからマーケットプレイスのページに飛びます。
マーケットプレイス機能は2022年現在、日本ではサービス展開しておらず、居住地の設定を変更しないとマーケットプレイス機能を使うことができないので注意してください。
Facebookのアカウントを開設したばかりという方は、1~2週間程度の時間を置くとマーケットプレイスが表示されるようになります。
Facebook上の言語設定は日本語にできるので、初めての方でも分かりやすいはずです。
実際のマーケットプレイスの物件はこのように表示されます。
こちらがFacebookのフィルターです。
細かく指定はできませんが、物件の掲載数はCraigslistと同じくらい多い印象です。
どの物件情報も基本的に画像がついているため、非常に使いやすいと感じました。
住みたい地域も設定できるため自分の好みに合わせた場所を選んでみましょう。
⑤Padmapperの使い方
カナダのシェアハウス探しで役立つサイト最後は、Padmapperです。アメリカやカナダの各都市で使われているウェブサイトになります。カナダではバンクーバー、トロント、モントリオール、ケベックシティなどで使われてます。
まずはPadmapperのサイトに飛びましょう。その後、自分の地域を選択してください。
バンクーバーの画面です。
マップ上から赤点をタップすることで物件情報を確認することができます。
右上の【Filters】をタップすると詳しく分けることができます。
上記がフィルター画面です。
Padmapperは一つのページでシェアハウス、アパート、コンドなど分けることができます。
また、特定のキーワードを入れられるのは嬉しいですね。
実際の物件の紹介です。
この物件が気になったら物件情報の下のボタンの【Check Availability】というボタンをタップしメールを送ります。
以上がざっくりとした使い方でした。
カナダのシェアハウス探し:それぞれのWebサイトの特徴
ここまで、カナダのシェアハウス探しで役立つ、5つのWebサイトの使い方を紹介いたしました。
改めて、5つのウェブサイトの特徴をまとめてみたいと思います。
物件掲載数の多さ | フィルターの設定度合い | 分かりやすさ | 特徴 | |
JPカナダ | 少ない | なし | ◎ | 日本語/日本人ルームメイトの可能性大 |
Craigslist | 多い | 多い | ○ | たくさんの物件情報 |
Kijiji | 普通 | 普通 | ○ | 標準的なサイト |
多い | 普通 | ◎ | アカウントが必要/どの物件も写真付き | |
Padmapper | 少ない | 多い | ○ | 優良物件多/競争率が低い |
いかがでしょうか?細かく見るとそれぞれのサービスに特徴はあります。
しかし、カナダでは冒頭にも紹介したように、物件の需要がとても高いです。そのため、家探しに苦労をする確率はとても高いのが現実です。
そのため、一番良い方法は、上記の5つのサイトを同時に使うことです。
5つのサイトを使い分けることで、物件情報を大幅に増やすことができます。つまり、良い物件に巡り合う確率も上がるということです。
その中でも、個人的オススメはPadmapperです。学生が借りられる範囲の物件の掲載数は、他のサイトと比べるとかなり少ないですが、たまに良物件が掲載される場合があります。また、日本人にとっては認知度はまだまだ低いため、Padmapperで紹介されている物件にはルームメイトやオーナーに日本人はいない確率が高いです。
私はこのPadmapperで、ノースバンクーバーにあるお家を見つけました。ルームメイトは全員日本以外の人で必然と英語環境になりました。(さらに犬2匹、猫1匹もいて孤独な留学生活の癒しになった…)
英語環境を求めるか求めないかは人それぞれなので、参考情報として記載しておきます。
カナダのシェアハウス探し:気をつけるべき点3つを紹介
それでは最後に、カナダのシェアハウスを探す際に気をつけるべき点を3つご紹介いたします。
- デポジット(頭金)を持ち去られる(家もない)
- デポジットの返金問題
- 家の条件の確認不足
特に気をつけるべき点は、デポジット詐欺です。
まずデポジットとは、家賃の半分を保証金としてオーナーが預かることを指します。基本的にデポジットを先に払った人が、その家の契約者となります。
そのデポジット関係のトラブルが後をたたず、私の友人も何人か巻き込まれてしまいました。これ以上被害を生まないためにも、いくつか事例をあげつつ紹介いたします。
1:デポジットを内見せずに払ってしまう
これがよくあるデポジット詐欺のパターンです。
オーナーが外出中とか海外に行っているから、という理由で掲載されている家の内見ができずデポジットを要求されます。そのまま払ってしまうと相手の思う壺です。
そのデポジットは残念ながら返ってきません…。絶対に内見は必ず、対面で直接行いましょう!
そしてデポジットを払う際は、できる限り領収書や契約書も一緒にもらいましょう。
家探しに焦る気持ちはわかりますが、最後の最後に地雷を踏まないように、しっかりと正規の手順を通すとより安心です。
2:デポジット返金トラブル
デポジットが返ってこない問題もよく聞きます。
デポジットは先ほどご説明したように、家賃の半分を補償金としてオーナーへ渡すことを指します。
通常、デポジットは家の損害やトラブルがなければ退去時に返金されます。しかし、よくあるトラブルとしては「デポジットが返ってこない!」という問題です。
よくある原因
- 退去日が間違って伝わっていた
- 部屋にダメージがあると判断された(壁の損傷、設備の損害など)
- その他(オーナーと喧嘩、etc…)
などです。普通に過ごしていれば問題はないはずですが、慣れない留学生活で何が起こるかわかりません。
問題が発生する原因も複数考えられるため、なかなか防ぎようがありません。
そんな時にやはり有効なのが、書面で契約書をもらうといった方法が有効です。英語があまりわからなくても、翻訳アプリなりを使えばお互いの理解につながりますよね。なにより、形に残るのであとから違うことを言われても書面を見せれば証拠として機能します。
「契約書が欲しい」と言ったらオーナーが作ってくれたので、聞いてみて作ってもらえるかどうか聞いてみましょう。
3:家の条件の確認不足
これは詐欺とかではないですが、よくあります。家の条件をあまり詳しく確認せず、入居した日や入居した後になって、自分に合わなかった条件が出てきてしまったという事例です。
家の条件や決まりごとは家によって多種多様です。
- 家具がついてる/ついてない
- シャワーの時間が決まってる/回数制限がある
- 洗濯機がある/ない
- 掃除当番がある
- 隣の部屋がうるさい
- etc…
などなど。
家によって決まり事や設備などは様々なので、しっかりと契約をする前に確認を入れましょう。
私はここの確認を怠ってしまい、自分が契約した家が家具が付いてないことを入居日に知りました。
部屋に入ったら、何にもなくてびっくりしたのを今でも覚えてます。(これは自分が悪い笑)
幸運にもオーナーからマットレスや枕を貸してもらいましたが、机がなかったため、数ヶ月間ベッドの上でPC作業してました。(腰を痛めた)
内見時に質問シートなどを事前に作っておいて、準備しておくのも良いですね。
カナダのシェアハウス探し:まとめ
今回は以上です。
カナダのシェアハウス探しに役立つ5つのサービスの使い方から、シェアハウスを探す際に気をつけるべき点を紹介いたしました。
留学中の楽しみの一つでもある、シェアハウスで生活をすることは、生活の大部分を占める大事な決断。
シェアハウス探しは何かとストレスの溜まる作業ではありますが、決して妥協はしない方が良いです。留学生活の長期間を過ごすことになる家をないがしろにすると、後悔につながりやすいです。
しっかりと自分の理想の家を見つけ出しましょう。
それではまた。See you!
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