
休学のメリットってなに?
デメリットってある?
今回の記事ではこんな疑問に答えていきます。
この記事の内容
- 休学のメリット5選を解説
- 休学のデメリット3選を解説
- 休学する理由を解説
- 休学生の人数ってどれくらい?
- 休学をすると人生終わり?
- 休学の疑問回答
先に結論から申し上げますと、休学するメリットは以下の5つです。
- 自分だけの時間が大幅に増える
- スキルが身につく、磨ける
- 新しいことに挑戦できる
- 自分の将来についてじっくりと考えられる
- お金が貯まる
これから詳しく解説していきます。
休学をすると様々なメリットがあります。(もちろんデメリットもあります)
休学をせざるを得ない人もいると思いますが、自分の人生をより豊かにする休学もアリだと個人的には思っています。
私は2年間休学を経験しましたが、「休学して良かった」と思っています。
私の休学経験談も交えつつ、休学のメリット・デメリットをテーマに書いていきます。「休学してみようかな…どうしようかな」と悩んでいる方は必見です。それでは早速、いきましょう。
休学のメリット5選を解説
改めて休学のメリットを5つ紹介します。
- 自分だけの時間が大幅に増える
- スキルが身につく、磨ける
- 新しいことに挑戦しやすくなる
- 自分の将来についてじっくりと考えられる
- お金が貯まる
詳しく解説していきます。
自分だけの時間が大幅に増える
休学をすると自分だけの時間が大幅に増えます。
休学中は何しても大丈夫です。
例えば、アルバイト・起業・旅・ボランティア・留学…etc などなど、自分だけが使える時間が大幅に増えます。
自分のやりたいことに時間を使えるので楽しいです。
ちなみに私は休学中に色々なことに時間を使いました。
特に海外留学は行って良かったなと思いっています。
留学はカナダで英語や知識を学びつつ、現地で働くことができるコープ留学をしていました。現地で働く経験が得られるので、普通の語学留学より少し違って楽しいです。
コープ留学について詳しく知りたい方は【カナダ留学】カナダのco-op(コープ)留学って何?英語+αが実現できる留学!をご覧ください。
このように、自分が自由に使える時間が大幅に増えることが休学のメリットの1つです。
スキルが身につく、磨ける
休学をするとスキルが身についたり、そのスキルを磨くことができます。
私は休学中に色々なことを経験し、まだまだ初心者レベルですが以下のスキルが身につきました。
- ある程度の語学力(TOEIC875点)
- Webライティング、SEO(ブログ運営)
最近ではITスキルが人気なので、人によってはプログラミングだったりWebマーケスキルなんかも休学中に時間を注げば身につくと思います。
個人的には語学を学んでおくと良いと思ってます。将来の選択肢が広がるので、中でも英語を学んでおくと損はないです。
このように、休学のメリットはスキルが身についたり、磨くことができる点ですね。
新しいことに挑戦しやすい
休学をすると新しいことに挑戦しやすいです。
なぜなら、失敗をしたとしても復学をすれば学生のステータスに戻るからです。
どうやら大人になると、キャリア・家族・子供…などなど抱えるものが増えて、挑戦しづらくなるようです。(私もまだ学生なので詳しいことは分かりませんが…)
ですが、休学生はまだ「学生」です。失敗したとしてもまだまだやり直しがきくので、心理的に新しいことに挑戦しやすいのではないでしょうか?
確実に言えるのは、社会人よりリスクは少ないはずです。
上記で少し書きましたが、私も休学中は新しいことを色々やってきました。新しいことに挑むには休学期間はグッドタイミングです。
ですので、新しいことに挑戦しやすくなるのは、休学のメリットです。
自分の将来についてじっくりと考えられる
休学中は、自分の将来についてじっくりと考えることができます。
大学生活って忙しいですよね…。やることいっぱいです。
- 授業
- ゼミ
- テスト
- アルバイト
- サークル
- 部活
- アルバイト
- 友人関係
理系の人はさらに研究も入ってきますかね。
そして気づいたら、大学3年生。就職活動が始まります。自分のやりたいこととか、理想像が問われます。
このとき私は「そんなもん分かんねえよ!!」と半分自暴自棄になり、就職活動に嫌気がさしていました。
しかし、休学で得た2年間で色々なことに挑戦し自分の将来について考える時間が増え、なんとなくですが自分の将来的になりたい像が見えてきたと思います。
休学をすると自分の時間が増えるので、将来に対してじっくりと考える時間も増えます。
休学はじっくりと自分の将来について考えられるので、大きなメリットになります。
お金が貯まる
休学中はお金を貯めることができます。
休学をすることの理由の1つに、経済的事情で休学を選択せざるを得ない人もいるかと思います。
休学なら中退せずに学校に籍を残したままお金を貯めることができます。
休学制度がある大学に通われている人は、検討してみると良いと思います。
お金を貯める方法にアルバイトが思いつくと思いますが、「長期インターン」もオススメです。
長期インターンでは、お金を得つつ社員と同じような業務を経験できるので、就職にも役立ちます。(私も長期インターン生です。)
私が長期インターン探しで使っていた役立つサイトを4つほど以下に紹介します。登録してみると良いでしょう。
休学のデメリット3選
休学のデメリット3選を紹介します。
- 大学に戻ったら友達がいない
- 費用がかかる
- 社会人経験が遅れる
順番に解説していきます。
大学に戻ったら友達がいない
休学をすると大学に友達がいなくなります。
特に大学4年生とかで休学をすると、同級生が先に卒業しちゃうのでいなくなります。
私は大学4年生から休学を2年間しているので、同級生は卒業していますし、彼らは社会人経験をしています。
大学に戻っても知ってる人がいないのは少し寂しいですが、休学中で色々な人に出会うことができたので悔いはありませんが…ただ、卒業式に一生に出る人がいなくなってしまうのは、休学のデメリットかなと思います。
費用がかかる
休学は基本的にお金がかかります。
国公立大学に通っている人は基本的に無料で休学できますが、私立大学に通っている人はいくらかお金がかかります。払うお金も5~30万円など通っている大学によって幅広いです。
必ず休学を決める前にそういった金額や払う時期などは親御さんと一緒に大学に確認をしましょう。
社会人経験が遅れる
休学をすると社会人経験が遅れます。
1年間休学すると同級生より社会人経験が遅れてしまうのは明白ですね。このことをどう捉えるかは、人それぞれだと思いますがデメリットにもなり得ますよね。
私は特段何もこれに関して思っていないですが、24歳で社会人1年目かと考えると少しモヤっとします。
これをどう捉えるかはしっかりと考えましょうね。
なぜ学生は休学をするのか?理由を解説
そもそもなぜ学生は休学をするのでしょうか?
文部科学省が調査する文部科学省 学生の就学状況に関する調査を見てみると以下の8つの理由がありました。
- 経済的困窮
- 心身疾患
- 病気、怪我
- 学生生活不適応
- 海外留学
- 起業
- 転学
- 学力不振
こういった理由で皆さん休学されるんですね。
休学をする理由は色んな理由があっていいと思います。(審査がある場合もあるのでいい加減な理由は良くないですが…)
大学から少し離れて、色んなことを経験したいと思ったのであればそれも立派な休学理由の1つです。親御さんや友達などどしっかり話しあって決めましょうね。
筆者の個人的な休学理由については大学生の休学の理由8選!申請方法・メリット・デメリットなどまとめて解説でまとめています。「こんな休学生もいるんだ〜」と参考になるんじゃないかと思います。
休学生ってどのくらいいるの?⇨かなり少ないです。
休学生はどのくらいいるのでしょうか?
文部科学省が調査する文部科学省 学生の就学状況に関する調査では日本にいる大学生のうち、休学生は2021年度は2.19%とかなり少数派だということが分かりました。
私の身の回りと友人で、大学を休学しているのは自分だけです。
何が言いたいかというと、それなりのストレスと向き合う必要があるということです。身の回りの同級生は自分より一歩先にいる感覚。私だけまだ学生。周りに同じ境遇の人もいないので、ひたすら自分と向き合う時間が増えます。
それこそ、休学のメリットでもありますがそれなりの自分を律する能力が求められます。毎日ダラダラと過ごしてしまっては勿体ないですからね。ちょっとした覚悟がいるかもしれません。
休学をすると人生終わり?⇨終わりません。
休学をすると人生は終了してしまうのでしょうか?答えはノーです。
むしろ始まるんじゃないかとすら思っています。休学することのメリットで述べましたように、休学をすると自分だけの時間が圧倒的に増えます。
その時間を有効活用できれば、自分の人生にとって素晴らしい経験になることは間違い無いでしょう。
そもそも、休学生の数が少ないので休学するだけでも目立ちます。そこでさらに自分にとっての本当にやりたいことだったり、自分にとっての理想像が見つけることで今後の人生を豊かにしていくはずです。
私はブログ運営(文章を書くこと)を休学中に始めました。運営していく中で、WebマーケやSEOの面白さに気づくことができ、今ではIT企業のインターン生として採用してもらいました。
社会人経験などは同年代より少ないですが、やりがいに触れられることができたので、休学をした価値はあったなと思います。
ですので、休学で人生は終わりではなくむしろ始まっていく。という話でした。
休学に対する疑問に回答します
休学をすることへの疑問に答えていきます。
休学はまだまだ珍しいことだと思うので、私の2年間の休学経験が役立つと思います。参考程度に捉えていただければ幸いです。
休学は就職活動に不利?
不利ではないと思います。私もこれから本格的に就職活動をしていくので、詳しいことは言えませんが、休学を経験した社会人に話を聞いてみると「不利ではなかった」とのことでした。
ただ、ポイントとしてはしっかりと目的を持って過ごすことが大事になってくると思います。これから就職活動についての記事も実体験としてこのブログにあげていくので、ぜひご覧いただければなと思います。
休学に対して周りの反対はあった?
特になかったです。
休学を決意した時は、「両親を説得する必要がある」と思い、休学する目的をパワポにまとめました。しかし、見せることなく両親は私の休学を受け入れてくれました。両親には感謝しかないですね。
ただ、漠然と休学したい!というよりも目的を持って休学をすることの方が両親も安心ですし、自分のためにもなります。しっかりと考えをまとめるのがオススメです。
休学の理由ってどうやって書くの?
通われている大学によって書き方は様々だと思います。
大学には審査があることもあるので、万が一のことを考え、できる限り具体的に書くと良いと思います。
ちなみに私は、「留学費用を貯めるため・留学に行くため」と書きました。漠然としすぎですね…参考にしないでください笑
2年間休学してよかったですか?
良かったです。自分なりに試行錯誤して行動できる主体性や、それなりの語学力とITスキルが身についたと思います。
何よりも留学をして本当に良かったと思っています。海外に出る、ということを若いうちから挑戦できたのは自信になりました。
海外留学の素敵な所はここでは書ききれないので、気になる人は海外留学のメリット・デメリット15選!元カナダ留学生が考えるメリットとはをご覧ください。
休学のメリット・デメリットを比較しよう!
今回は以上です。いかがでしたでしょうか?
休学のメリット・デメリットから休学に関する様々なことをまとめました。
この記事が、休学を迷っている方の参考になればとても嬉しいです。
それでは、次の記事でお会いしましょう。See you!
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