大学生の休学の理由8選まとめ!大学生が休学を選択する理由とは?

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休学をする人ってどんな理由でしているの?
休学はどんな理由で許可されるの?

休学するメリット・デメリットって?

この記事では、そんな疑問にお答えしていきます。

この記事の内容

  1. 休学生の一般的な理由
  2. 筆者の休学した理由
  3. 休学は就職に不利か
  4. 休学の申請方法を解説
  5. 休学のメリット・デメリット

結論から申し上げますと、休学生の主な休学理由は以下の8つです。

休学の理由8つ

  1. 経済的困窮
  2. 心身的疾患
  3. 病気・怪我
  4. 学生生活不適応
  5. 海外留学
  6. 就職・起業
  7. 転学
  8. 学力不振

休学をすることって不安ですよね…。私も休学を決意する前は様々な迷い悩みがありました。

しかし、休学を2年間経験して思うことは「休学してよかった…!」と心から思うことです。

そこで、今回は休学の理由をテーマに深掘っていきます。

休学が就職に不利になるのかどうか、休学を選択することのメリット4選、デメリット3選など記事の後半で紹介しています。

このブログを運営している人
かぽる

現役の大学4年生。海外留学・休学・英語を中心に発信中!最近は筋トレにハマる。Python・SEO関連を勉強中。

【経歴】
大学4年生からの2年の休学を決意⇨カナダ留学・長期インターン・ボランティアなどに取り組む⇨大学に復学・在学中⇨SEになります。

【スキル】
TOEIC 915点
Fundamentals of Digital Marketing

休学している人の一般的な理由とは?

休学をする人の一般的な理由

それではこの記事の本題です。

まずは、休学している人の理由を紹介していきます。

文部科学省が毎年実施している全国の国公立私立大学(短大含む)および高等専門学校を対象にした学生の就学状況調査によると、

2021年度の全国の休学生(65,143人)の休学理由として挙げられたのは以下の通りです。

休学の理由 全体の割合 人数
経済的困窮 14.0% 9120
心神疾患 10.7% 6970
病気・けが 7.3% 4755
学生生活不適応、
就学意欲低下
6.8% 4430
海外留学 6.0% 3909
就職・起業 5.5% 3583
転学 4.1% 2671
学力不振 3.0% 1954
その他 37.7% 24,559
不明 4.2% 2736

(参考元:文部科学省 学生の就学状況に関する調査

一番多い休学理由としては経済的困窮が挙げられました。

後ほど後述しますが、私の休学理由はおそらく【就学意欲低下】【海外留学】に属すると思うので、約8000人の中の一人ということになりますね。

2021年度の全国の休学生(65,143人)を全国の大学生の割合と比べると、全体の2.19%になるそうです。

2.19%と言われても分かりづらいと思うので、ボリューム感を分かりやすくするために、この休学生の数(65,143人)を全国の大学数で割って1大学あたりの休学生の値を出すと、

休学生の数(65,143人) ➗ 2022年の全国の大学数(790)=82

ということで1つの大学に平均で82人ほど休学生がいる計算になります。

休学生同士で関わることが少ないので、全体の数としては少ないんだろうなと思っていましたが、意外と数がいることに驚きました。

ちなみに、2020年は休学生全体で67,034人。2019年は72,287人だったので休学生の数は徐々に減っているようです。ただ、コロナウィルスの関係で日常生活に影響が出たことでまた少し増えているかもしれません。

休学を2年間決めた私の理由を紹介

次は、私が休学した理由を簡単に紹介します。

冒頭でも紹介しましたように、2021年の4月から2年間の休学をしている私ですが、私の休学理由は主に3つあります。

  1. やりたいことがわからなかった
  2. 就活にうんざりした
  3. 留学がやってみたいことの1つだった

「こんな理由で休学している人もいるんだ〜」と、参考に捉えていただけると幸いです。

順番に紹介していきます。

やりたい事が分からない⇨休学よさそう

休学した理由1つ目はやりたいことを見つけるためです。

休学を選択する前、私は将来やりたい事がわかりませんでした。

大学2年生から少しずつ就職活動を意識し始め、大学4年生に上がる前にとある企業から内々定をいただきました。

しかし、内定をいただいたにも関わらず私の中でずっとこんな想いがありました。

「その仕事が自分にとって本当にやりたいことか?」

「そこでキャリアを始めていいのか?」

ずっと納得感が得られず、もやもやした気持ちがありました。(内定をいただいた企業には申し訳ないですが…)

内定を承諾していたら、今ごろ営業マンになっていたと思いますが、そこまで営業に対して熱い気持ちはなく、業界にも興味は特になかったですし、これ絶対やりたいという心意気も薄かったです。

今、私の就活を振り返って思うことは【内定という安心感を早く得たかっただけ】だったと今は思います。

休学中にやってみたいことを探すのもありかなと考えました。

就活にうんざり⇨休学しようかな

休学した理由その2つ目は就活からの逃げです。

正直、就活にうんざりしていました。

大学2年の後半から意識し始めたということもあり、かなり長い期間ずっと気を張っていた状態で、常に頭のなかには【就活を意識した行動をしなきゃ】と考えて毎日を過ごしていました。

しかし、早めに始めたにも関わらずやりたいことも明確にできなかったので、選考の結果も悪かったです。

「就活はもうやりたくないなぁ」と思っていたのが本音です。

休学で就活から少し距離を置いてみるのもありかな、と思い本格的に休学を検討しました。

留学がやってみたいことの1つ⇨休学しよう

留学への旅たち

休学した理由3つ目は留学をしてみたかったからです。

留学をして海外の異文化やいろんな人種の人と関わってみたい、というのが大学中の目標でした。

しかし様々な理由や言い訳をして留学をどんどん先延ばしにしていました。

海外にはこれまでの人生の中で行ったこともなかったですし、一歩踏み出す勇気が出ませんでした。

しかし、「やりたい事をやらずに、社会人になりたくない!」と考え、留学をやってみようと決意。

休学制度を利用すれば、今からでも留学ができると分かり休学をしました。

以上が私が大学を休学しようと考えた簡単な理由3つでした。休学を考えている方は参考にしてください。

上記の休学理由をさらに詳しく深掘った休学記事は以下のリンクからご覧ください。

休学を経て今の心境

休学2年目がそろそろ終わりに近づく中、休学したことに対して思うことは「休学をしてよかった」と心から思うことです。

休学中は留学以外にも様々なことに取り組みました。ボランティアやブログなど、とにかく自分の興味の向くままに進んできました。

経験値がつきましたし、広い視野を持てる事ができたと思います。

カナダ留学は特に自分にとって大きな経験です。

海外留学のメリットは以下の記事をご覧ください。海外では語学以外にもいろんな部分で成長できます。学生のうちに行く海外留学はオススメです。

休学を通して、こうなりたい!という私にとっての目標がふわっと見つかったような気がします。

結論、今を楽しく過ごせているので休学はやってよかったなと思います。

kaporu
kaporu

休学は楽しい。

休学は就職に不利なのか?⇨不利ではないです

休学を考える上で恐らく、一番の懸念点は就職活動に影響するのかどうかだと思います。

先に結論を述べておくと、休学は就職に不利ではありません。

ネットで”休学 就活”とかでググると、休学に関する様々な記事が出てきます。「休学は就活に不利!?」みたいな見出しで就活に関わる内容が多いですね。

これらの記事の内容をざっくりとまとめると、このようなまとめになります。

  • 休学中にこれといった成果をあげないと不利
  • ダラダラする可能性がある
  • 休学中に何もしなかったら就活に不利

要は休学中も就活で語れるように頑張れよ、という事ですね。

おおむね休学が就活に与える影響は、しっかりと休学をする目的を持てば問題なさそうです。

しかし、いくらネットでこういった好意的なことを書かれていたとしても、休学が与える就活への影響の不安感が拭えない人が多いと思います。私もその1人でした。

そこで私は、マッチャーという社会人と話せるアプリを使って休学を2年間経験して会社で働いている社会人に「休学ってぶっちゃけ就活に不利ですか?」と質問してみました。

その社会人の話によると、就活では休学は不利にならなかったとのことでした。

ただやはり、「休学中にどんなことをしてなぜそれをしたのかはしっかりと伝える必要がある」とのことでした。

やはり休学は就活において不利ではないがある程度、面接などで話せる準備をする必要がありそうですね。

このように、直接人の話を聞くというのはネットで調べるよりもはるかに信頼度は高いですし、リアリティがあります。

どうしても休学に踏み切れない…

と悩んでいる人は、こういった媒体を使ってみるのも良いかと思います。もちろん、私に連絡してくれれば相談に乗ります。

またこちらのブログでは、休学2年経験者の私の就職活動の様子も載せていく予定ですので、休学 就職に関して興味がある方は引き続きご覧いただければなと思います。

公開しました。⇩からどうぞ

休学の申請方法を紹介

休学の申請について

休学をするにはどうすれば良いのでしょうか?

基本的な休学の手続きの流れは以下の通りです。

  1. 大学に休学届けを提出
  2. (学校によっては審査)
  3. 大学から許可が出る
  4. 休学生生活スタート

学校によっては申請方法や申請時期が異なるので、自身が通う学校に確認をとりましょう。学校内で審査が行われ、休学が認められる学校もあるので、必ずしも休学届が必ず通るとは限りません。

しっかりとした休学に対する目的も考える必要があります。必ず大学に確認を取ってくださいね。

kaporu
kaporu

ちなみに私が申請書に書いた休学の理由は、「将来を熟考・海外留学をするため」って書いたよ。

また休学にかかる費用に関してですが、基本的に国公立大学は休学費用がかかりません。

反対に、私立大学は休学費用を払う必要があるので注意しましょう。

その費用も5~30万円と大学によってかなり金額が変わります。

主要30大学の休学費用をまとめているサイト:あなたの大学の休学費はいくら?有名私立30大学の休学費用まとめを参考にしてみてください。載ってない方は直接通われている学校に連絡するのをお勧めします。

休学をするメリット4選

休学をすることのメリットとはなんでしょうか?筆者が考える休学をすることのメリットを4つ紹介します。

  1. 自分だけの時間が大幅に増える
  2. スキルが身につけられる
  3. 新しいことに挑戦しやすい
  4. 自分の将来について考える時間が増える

順番に解説していきます。

自分だけの時間が大幅に増える

自分だけの時間が大幅に増えます。

休学中は何しても大丈夫です。つまりは自分の好きなことに没頭できる時間がめちゃくちゃ増えます。

私の休学1年目は以下の事をして過ごしていました。

  • 留学費用を貯めるためアルバイト掛け持ち
  • 就活支援の学生ボランティア活動
  • 英語学習

大学在学時より忙しかったですが、自分の好きなことだったのであまり苦ではなかったです。

やはり自分が使える時間が大幅に増えることがメリットですね。

スキルが身につけられる

休学をするとスキルが身につきます。自分が好きに使える時間が増えるので、スキルも磨きやすく身につきやすいです。

私は休学を通して、以下のスキルが身につきました。

  • ある程度の語学力(TOEIC875点取得)
  • Web関連スキル(SEO・ライティング)

休学2年間で日常英会話程度の語学力Web関連スキルはある程度磨けました。

もちろんまだまだ満足いくレベルではないですが、ある程度磨けたのではないかなと思います。

新しいことに挑戦しやすい

休学をすると新しいことに挑戦しやすいです。

休学は大学に籍を残しているので、まだ学生のステータスが使えます。まだまだ学ぶ「学生」という立場なので、心理的にも物理的にも何かを始める際のハードルが下がる気がします。

詳しくはわかりませんが、どうやら大人に近づくにつれて新しいことに対して挑戦しづらくなっていくらしいのです。ですが、休学生はまだまだ学生です。

休学2年間で私も色々なことに挑戦してきました。

  • 新しい職種のアルバイト
  • ボランティア
  • 留学
  • インターン
  • 新しい趣味
  • 色々な人に出会う

「まだ学生だからな〜」という学生ステータスは心理的・物理的状態に新しい物事に対するハードルがグッと下がります。

自分の将来について考える時間が増える

休学をすると、自分の将来について考える時間が増えます。

大学生って何かと忙しいですよね。

授業・アルバイト・サークル・部活・単位・友人、恋人関係・趣味、など忙しいです。

そして気づいたらあっという間に大学3年生になって、「就職活動」が始まります。

「自分の将来について」を就職活動では考える必要がありますが、「こうなりたい!」と具体的にイメージできてる人って少ないと私は思ってます。

その理由は、考えてる時間がないから。

色々なことを経験する時間も経験も情報も足りません。しかし休学をすると、自分に当てられる時間が増えて将来をじっくりと考えられるようになります。

私も2年間という大きな時間をかけて少しずつ、将来に対してイメージができるようになりました。

休学をするデメリット3選

では、反対に休学をするデメリットとはなんでしょうか?

デメリットを3つ紹介します。

  1. お金がかかる
  2. 大学の友達が離れていく
  3. 社会に出るのが遅れる

順番に解説していきます。

お金がかかる

休学をするとお金がかかります。

国公立大学は0円で休学できる大学が多いです。

私立大学は休学に一定の休学費用がかかる場合が多いです。

実際に私の大学も1年間の休学で8万円ほど掛かりました。

ただ、上記でお伝えしたように休学費用は大学によって異なります。大学の教務課などにしっかりと確認することが大切です。

大学の友達が離れていく

休学をすると大学内での友達がいなくなります。

大学に復学後は同年代の友達は社会人になっている場合が多いはずです。

友達関係が終わることはないと思いますが、大学生との接点が減るのは間違いありません。

正直、私は休学を始めた頃は急に友達と会う機会が減って多少ストレスになりました。

ただ、環境によっては同じ大学生とつながれる可能性があります。長期インターンアルバイト・ボランティアなどの環境ではそういった接点が作りやすいですよ。

社会に出るのが遅れる

休学をすると社会に出るのが遅くなります。

休学をしていない同年代の学生たちは、休学生よりも1年早く社会人経験を積むことになります。

これが、良い・悪いのかは具体的に言うことができませんがデメリットにもなり得る可能性を持っていると思います。

休学中はダラダラと過ごすのではなく、しっかりと目的を持って過ごすとそういった不安もなくなるかもしれませんね。

迷っているなら休学すべき

最後のまとめです。

今回は休学生の休学した理由を中心に紹介していきました。

休学にはメリット・デメリットがありますが、私は休学をしてよかったと思っています。

休学中は自分の好きなことをして過ごしていたので、苦ではなかったです。ブログを始めたことや、留学・英語など好きな勉強ができて超楽しかったです。

休学を検討している人や迷っている人はぜひ、休学に一歩を踏み出してみてください。迷っているのであれば、個人的には休学をすべきだと思っています。

この記事がお役に立てたら嬉しいです。今回は以上です。

それでは、See you!

かぽる

現役の大学4年生。海外留学・休学・英語を中心に発信中!最近は筋トレにハマる。Python・SEO関連を勉強中。

【経歴】
大学4年生からの2年の休学を決意⇨カナダ留学・長期インターン・ボランティアなどに取り組む⇨大学に復学・在学中⇨SEになります。

【スキル】
TOEIC 915点
Fundamentals of Digital Marketing

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