Hello Everyone. みなさんこんにちは、kaporuです。
今回はカナダで仕事の探し方とそれらのメリット・デメリットを書いていきます。
海外での仕事探し(アルバイトも含む)はとても不安ですよね。海外という慣れない土地で、しかも第二言語を使いながら仕事を探すのはとても大変です…。
そんな海外で仕事探しの不安を抱えている方のために、実際にカナダで仕事を探し、レストランやカフェの仕事をゲットした私が使っていたネット媒体や現地での経験談をもとに紹介していきます。
- ワーキングホリデーでカナダに来た人
- Co-op(コープ)留学でカナダに来た人
- ポスグラビザ持ちの方でこれから仕事を探す人
上記に該当する人は必見です。
それではLet’s go!
はじめに:私の経歴について
はじめに、私の仕事の経歴について紹介いたします。私はコープビザをを使いながら、カナダのバンクーバー滞在中にアルバイトの面接を10個以上受け、インターンも含めて5つ以上の仕事を経験してきました。
仕事を探し始めた直後は、希望の仕事にたどり着くまでに時間がかかっていましたが、様々な方法を試した結果、最終的には留学期間が短い期間にも関わらず、カナダで多くの仕事を経験できました。
仕事探し期間はなにかとストレスフルな期間ですが、必ず最後には見つかりますのでご安心ください!
では前置きはこのくらいにして、私が実際に使っていたカナダで役立つ仕事の探しの方法から紹介いたします。
仕事の探し方(カナダ編)
カナダでの仕事の探し方を紹介いたします。
どのように仕事を探すのでしょうか?
基本的にはインターネットを使って仕事を探します。
私が仕事を探すときに使っていたネット媒体は、
- Indeed
- JPカナダ
- Craigslist(海外で有名なクラシファイドサイト)
です。ネットではこれら3つに絞って使っていました。
これらの媒体の補足情報を少し共有いたします。
- 求人の数はIndeed>JPカナダ>Craigslistの順番で多いです。
- JPカナダは日本食レストランを中心に求人が多くあります。
- ローカルの飲食店を探したい場合はIndeedかCraigslistがオススメです。
では反対に対面で仕事を探す方法はどうでしょうか。
基本的に飲食店やカフェなどの仕事を探す場合は、直接お店に行って履歴書をお店に落とすパターンが一般的です。
- 「このお店って誰か雇ってる?もし人を探してたら自分の履歴書見て欲しいな」
- 「そこのHIRINGのサイン見てきたんだけど、もしよければ履歴書置いてってもいい?」
みたいな感じでお店の人に声をかけて、履歴書を落とします。
私が仕事を探すためにとっていた方法は、
- NOW HIRING*という張り紙を探して履歴書をお店に落とす
- お店の人に人を雇っているか聞いて履歴書をお店に落とす
- 友達などのコネクションを通じて紹介してもらう
以上の3つです。
*日本でいう「アルバイト募集中!」という張り紙がお店に貼ってある場合があります。

実際の現地の写真
カナダのコーヒーチェーン店、Blenz CoffeeのリアルなHIRINGの写真です。
2022年6月の写真なのでメールは送らないでくださいね。笑
こんな感じでお店先に貼られてある場合があります。
対面では、以上の3つの方法を私は取っていました。

え!ダイレクトに履歴書をお店に落とすの!?
とびっくりした方もいらっしゃるかもしれません。なにせ、日本ではネット経由で履歴書を出す場合が一般的ですからね。
海外では特に飲食店やカフェなどで働きたい場合、直接履歴書を落とすやり方が主流です。
また、早めに仕事が欲しい方は直接履歴書を落とした方が、スピーディに事が運ぶ場合が多いです。
最初は緊張するかもしれませんが、大多数の留学生が最終的に何枚も落とすことになるので最初だけ頑張りましょう。
仕事探しに必要なものは2つです、
- 履歴書(海外ではResumeと呼ばれる)
- *カバーレター (履歴書の内容を1枚にまとめたもの)
*カバーレターはオフィス系の求人で求められます。レストラン等のカジュアルな仕事は履歴書のみで十分な場合が多いです。
以上の2つは仕事探しにおいて必須です。必ず用意しましょう。
では、次にネットで仕事を探す場合と対面の場合とのメリット・デメリットをそれぞれ3つずつ紹介していきます。
メリット3つ:ネット編
ネットを使って仕事を探すメリット3つを紹介いたします。
多くの求人に短期間で応募することができる
たくさんの求人に一気に応募することができます。
気になる求人があれば、履歴書を添付して送るだけです。簡単ですね。
気にすることといえば、業種や場所くらいでしょうか。
「レストランでサーバーをやりたい!」
と決まっている方であれば、サーバーに絞り込んで検索して応募していくだけなので短い時間でたくさんの求人に申し込むことができます。
ちなみに、IndeedとCraigslistは場所を絞り込んで探すことができる機能があります。
そのため駅近だったり、学校の近くだったりと自分の希望に合わせて探すことができます。
好きな時間に好きな場所で探すことができる
自分の好きな時間に、好きな場所で探すことができます。
学校の休憩時間だったり、何かの用事の合間にも応募することができます。
私の経験談として、仕事をなるべく早く手に入れたかった時は学校の休み時間に電話をかけて、面接のセッティングをしてもらったこともあります。
ネットさえあれば、時間と場所にとらわれず仕事を探すことができるので時間を有効活用することできます。
求人情報を応募する前にできる
当たり前かもしれませんが、仕事の応募をする前に事前にそのポジションの業務内容や時給などを知ることができます。
例えばIndeedでバンクーバーにある日本食レストランを見ると、
このようにJob Description(職務説明)が書いてあります。ざっくりと仕事の内容を把握することができますね。
お給料や勤務形態も書いてあります。
フルタイムとパートタイム2つの勤務形態を募集しているようですね。
給料はバンクーバーの最低賃金からスタートするようです。チップも期待できそうですね!
もう1つのカナダでの仕事探しサイト、JPカナダですとこんな感じに表示されます。
JPカナダは日本語で説明されている場合がほとんどなため、安心できますね!
このように具体的な内容や時給を知ることができるので、自分のやりたいことやどのくらい稼ぎたいかによって、選ぶことができます。
これも、ネットで探すならではのメリットかなと思います。
後ほどご説明しますが、対面で探す場合だとこういった情報は面接で明らかになる場合が多いので、事前にわかるのは嬉しいですね。
公式サイトは以下からどうぞ。
デメリット3つ:ネット編
では次に、ネットで仕事を探すデメリットを3つ紹介いたします。
返信が来るまでに時間がかかる場合がある
実際に求人に応募をしてから次の採用プロセスまでに時間がかかる場合があります。
早い時は応募をした翌日や2日後に連絡が来る場合があるのですが、最低でも3日間ははかかるとみていいでしょう。
遅い時は1週間やそれ以上待たされる場合があるので注意が必要です。
また、面接等の連絡は次の採用ステップに選ばれた人にだけ送られるので、明日にでも仕事が欲しい!というくらい急いでいる方は、他の方法を考えた方が良いかもしれません。
他の候補者に埋もれてしまう場合がある
何か目立った経歴や関連した職歴がないと、他の候補者の履歴書に自分の履歴書が埋もれてしまう可能性があります。
バンクーバーを例に出しますが、移民先や留学先として人気ということもあり、求人もたくさんありますが求職者もたくさんいます。
Indeedの求人ページからどのくらいの人が応募しているか見てみましょう。
Cacutus Club CafeとBlenz Cofeeは現地で有名なカフェチェーン店です。
Cacutus Club Cafeのサーバーアシスタントとなんと300人以上の人がIndeedから応募しているそうです。
Blenz Cofeeもポジションの応募者が120人以上もいます。
このことから、お店や職種によってはかなり多くの人が応募していることがお分かりいただけたと思います。
そのため自分の履歴書が他の関連した職歴を持った人の履歴書に埋もれてしまうかもしれません。
テストを受ける必要がある
Indeedに限った話ですが、採用ステップの1つにテストを受けなければいけない場合があります。
Indeed Assessmentsと呼ばれるらしいです。
海外に来てから初めて知りました。日本でもあるんですかね…?
例えば、
- お客様へどう対応するかの簡単なクイズ
- 簡単な計算
などです。
出典:Indeed
(正解は上から2つ目かな…?)
採用の一環として受けなければいけない求人があります。もちろんすべて英語です。
一度テストを受けると、その日から6ヶ月間はテストを受け直すことができないので、しっかりと気を引き締めて行いましょう。
ちなみにテストの点数などは出ません。
ランク帯で分けられるようで、Indeed公式サイトによると、
Expert>Highly Proficient>Proficient>Familiar and Completed.
の順番で区別されるそうですよ。
メリット3つ:対面編
では、反対に対面で実際に顔を合わせて仕事を探すメリットはなんでしょうか?直接顔を合わせて仕事を探すメリットを3つご紹介いたします。
印象に残りやすい
実際に顔を合わせて会話をすることで、相手の印象に残りやすいのは確実ですよね。
短い会話かもしれませんが、もし相手に第一印象が良いと判断されれば、次の面接に呼ばれやすいです。
ネットで応募をしてきた人たちは顔がわからないので、その場で履歴書と相手の印象がわかるのが、対面で仕事を探す強みですね。
採用プロセスが比較的早い
採用プロセスが早い場合が多いです。
実際にお店に訪れた時に、マネージャーがいればその場で面接をしてくれるかもしれませんし、面接の日程を組んでくれるかもしれません。
私の経験談を少しお話ししますと、お店に履歴書を落とした時にマネージャーが運良く出勤していて、一言二言かわし履歴書を渡すことができました。
その日中には連絡をもらい、履歴書を渡した2日後には面接をすることができました。
実際の職場を体感できる
実際に働くかもしれないお店に足を運ぶことで、お店の雰囲気を感じることができます。
例えば、
- 従業員の雰囲気
- お店の雰囲気
- お店の忙しさ
などは、ネット上では絶対に感じることはできません。
これらは働く上で重要な要素ですよね。
働いている従業員が楽しそうに働いていれば、印象も良いですし、忙しそうにバタバタしていたり、従業員同士の雰囲気が悪いお店であれば、事前に自分がここで働けるかどうかの判断もできます。
デメリット3つ:対面編
では最後に、対面で仕事を探すデメリットを3つご紹介いたします。
労力がかかる
ネットで応募をするときと比べて、多少労力がかかります。
どんな労力がかかるかというと、
- 実際にお店に足を運ばなくてはいけない
- お店が忙しくない時間帯に合わせて、訪問する必要がある
などが挙げられます。
さらに上記で少し述べましたが、面接の際に自分が希望していた時給や業務内容、シフトがどのくらい入れるかなどの詳しい話は面接時に説明される場合が多いです。
ネットでは詳しく業務内容が掲載されてありますが、直接履歴書を落としたところはお店も忙しい場合があるので、込み入った話は聞きづらいです。
せっかく面接に呼ばれたのに、自分が希望している仕事と違った場合は、時間が無駄になってしまう可能性もあります。
履歴書の印刷代がかかる・手間
対面で仕事を探す際は紙に印刷された履歴書が必要です。
海外では印刷された履歴書を直接お店に落とすのが一般的な仕事探しのやり方です。
そのため、何十枚も履歴書を印刷する必要がある可能性があり印刷代が少しかかります。
留学生の多くはプリンターを持っていないと思うので、印刷をしてくれるところで少しお金を払わないといけません。
わざわざ印刷をするのも手間ですかね。
カナダのバンクーバーですとドラッグストアや図書館で印刷ができます。
図書館では片面印刷で1枚20セントかかるらしいです。
英語力が少し必要
対面で履歴書を渡す時やお店の人にスタッフを募集しているかどうかを聞く際は、もちろん英語です。
そのため、多少の英会話力が求められます。
しかし、それほど難しいことは聞かないのである程度フレーズを覚えれば簡単です。
日本ではあまり馴染みがない「履歴書を直接落としまくる」文化?は貴重な経験なので、勇気を振り絞って挑戦してみましょう!
以上がそれぞれのメリット・デメリットでした。
どちらも良い面・悪い面があるため、バランスよくどちらも使っていきたいですね!
まとめ:日本と海外の違う点について
いかがでしたでしょうか?
日本と海外で大きく違う点はやはり「直接お店に出向いて履歴書を落とす」というやり方ですね。
自分も最初はめちゃくちゃ緊張しました。しかも英語を使ってやりとりしなきゃいけない、という大きなプレッシャーでしたが、不思議なことに慣れてくるものです。
仕事に困っていた当時はNOW HIRINGという張り紙を見たら、速攻で出していました。
日本と違う点でもう1つ特徴的なのは、アルバイトだとしても競争率が激しいことが挙げられます。面接の連絡が来ない時は本当に来ません。アルバイトだとしても侮るなかれ。

面接の連絡全然来ないよ…。
と、仕事探しに苦戦している方は面接を獲得する確率を爆上げするコツをまとめた、次の記事をご覧ください。
海外での仕事探しは何かと不安は付きまといますが、上記で紹介した方法を駆使して自分の希望の仕事を見つけましょう!
それではまた次の記事でお会いしましょう!
See you!
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