みなんこんにちは、kaporuです。
今回はCo-op留学の失敗談とその解決策について解説していきたいと思います。
私は、2022年4月から11月までおよそ8ヶ月間のカナダのコープ留学を経験しました。
短い期間でしたが、行ってよかったと思える留学でした。しかし、そんな中でももちろんたくさんの失敗がありました…。
留学前にしっかりと準備しておけば、問題にはならなかったことばかりです。
せっかくの海外留学が失敗に終わらないように、しっかりと検討・準備して充実したCo-op留学を送れるようにしましょう!
Co-op留学についておさらい
Co-op留学の失敗談に入る前に、Co-op留学の概要を少し解説します。
コープ留学とは、カレッジでの学習期間と、就業先でのインターンシップがセットになったカナダだけの留学プログラムです。
Co-op留学の特徴としては以下の3点が挙げられます。
- カレッジで学んだ期間と同じ分、就業先でインターンをする
- カレッジ期間中は最大20時間までアルバイトが可能
- インターン期間は最大週40時間のフルタイムで働ける
以上の点が特徴です。詳しいCo-op留学の解説は以下の記事をご覧ください。
語学留学にはない、現地でインターンシップ(働ける)経験が得られるため、就活を控えた大学生に人気のプログラムでもあります。(私も大学生を休学して、Co-op留学に参加しました。)
Co-op留学の失敗談5選
それではCo-op留学についてご理解いただけた上で、ここから、Co-op留学の失敗談5選を紹介していきます。後半ではそれらの解決策を紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
英語の勉強不足で失敗
英語の勉強不足で色々な面で失敗しました。
私はカナダに渡航前にTOEIC875点を持ち、オンライン英会話を約3ヶ月間継続していたので、謎の?自信がありました。
しかし、現地に着いてみるとその自信は見事に砕け散ります。
カレッジの授業は何を言っているかわからず、アウトプット(スピーキング・ライティング)の練習を怠っていたので、授業での発言がしづらかったり、ディスカッションや英会話に苦労しました。
留学の後半にかけて、英語力は多少上がりましたが留学初日から自信を持って英語を話せていたら、かなり景色は違っていたと感じています。
仕事探しをする場合は、英語力が上がるにつれて選べる職種も比例して広がるので、「もっと英語力をあげてくれば」と後悔したことは何度もありました。
現地の語学学校に通わず失敗
私は現地の語学学校に通わず、直接カレッジに入学したのですが、現地の語学学校に入学しておけばと後悔しました。
語学学校では外国人の先生が、現地で、英語を教えてくれます。
また授業のスタイルも日本の英語の授業とは違うので、カレッジに入学する前にそういった海外の学習環境に慣れる場は語学学校という環境はぴったりです。
しかし、私は費用と期間を考慮し行きませんでした。
そのため直接カレッジに入学したのですが、大人数の中で発表することや、英語で質問をすることに慣れておらず、満足のいく授業にすることができませんでした。
海外生活への慣れと学校生活の慣れの両立は、留学初期の頃は難しかったです。
アルバイト探しで失敗
アルバイト探しで失敗してしまいました。
レジュメや仕事の探し方を調べず予備知識なしで渡航してしまったため、アルバイト探しでかなり苦労しました。
アルバイト先の環境問題などの不運も重なってしまい、蓋を開けてみれば、8ヶ月間という短い期間にも関わらず4つのアルバイト先を転々としました。
アルバイトが全く見つからなかった時期もあり、収入がないなかで生活費のために少ない貯金を切り崩すのはかなりの負担になりました。
収入が不安定になり、日々の節制をしいられ、アルバイト探しやインターン探しに多くの時間が取られてしまい、自分の本当にやりたいことってなんだっけと迷走したこともあります。
貯金がギリギリで失敗
留学先で貯金がギリギリになってしまい、ストレスを抱えてしまいました。
元々の計画では、現地ですぐ仕事先が見つかるだろうと思って計算をしていたのですが、上記の項目で説明したように準備不足や収入先を見つけるのが困難だったということもあり、貯金がすぐに底をつきました。
貧乏留学生になってしまい、せっかく友達に遊びに誘われても「ごめん、今節約してて…」という悲しい返事をせざるを得ませんでした。(悲しすぎる…)
貯金口座の数字がずっと減り続けるのはかなりストレスです。
オフィスワークを見つけようとして失敗
オフィスワークを見つけようとして失敗しました。
Co-op留学のインターン先探しは自分自身が主体となって動く必要があります。
そのため、海外で就職活動をすることになります。オフィスワークに応募するのであれば、さらに難易度は上がります。
私は現地の会社でオフィスワークをやってみたかったので、無謀にも挑戦しようとしましたが、英語環境のオフィスワークをゲットするのは無理でした。
やはり、大学生だったということもあり特にこれといった職歴もなく、現地での関連した職種の職歴もつけることができず、さらには英語力も満足のいくものではなかったので就職活動で失敗してしまいました。
その後、ターゲットを変えて奮闘した結果、最終的に獲得した職場はローカルレストランの皿洗い全般・留学エージェントのブログライター・留学エージェントのマーケティングアシスタントで働いていました。
Co-op留学を失敗で終わらせない心構えや解決策4つ
上記での失敗談は全てが準備不足が原因だと考えています。
Co-op留学を失敗で終わらせないための心構え、解決策を4つ紹介していきます。
せっかくの海外留学を気持ちよく過ごすために、以下の4つを参考にしながら準備していききましょう。
英語力は上げれば上げるほどお得
英語力は上げれば上げるほど、留学が失敗する確率は低くなっていきます。
カレッジでの授業や友人関係・就職活動など、Co-op留学は語学留学とは違って、それなりの英語力が求められます。
留学生活を少しでも理想のものにするため、4技能の英語力はできる限り上げておくのがオススメです。
カレッジの入学条件の1つに英語力が求められますが、入学条件をクリアしていたとしてもやはり試験とネイティブ環境は違います。リアルな英会話に触れておくと、ネイティブの人とのコミュニケーションができる可能性が上がります。
また、カナダは移民国家で多様なアクセントもあるので、様々な国の人が話す英語アクセントに触れておくと良いです。
まとめると、試験のようなかっちりとした会話ではなく、リアルな英語に触れること・色々な国の人が話すアクセントも知っておくことが重要です。
少し話がズレますがTOEICでカレッジの入学条件をクリアするのはオススメしません。しっかりと英語4技能を測ることができるテスト(IELTS,TOEFLもしくは学校独自のテスト)で自分自身の英語力を測っておくと良いと思います。
もしくは、オンライン英会話等を使って会話に慣れておくとコミュニケーションも必ず取りやすくなっていきます。
現地生活に慣れるために語学学校に行っておく
入学条件をクリアしている方ですと、そのままカレッジに入学できますが、Co-op留学経験者からの筆者の意見は、語学学校に行っておくのがオススメです。
特に留学が初めてという方や、海外が初めてという方は語学学校1ヶ月でも行っておくとカレッジ生活もスタートしやすいです。
語学学校では、第二言語を学んでいる同士で友達もできやすいですし、専門分野を学ぶわけではないので負担も少ないです。
語学学校分の費用が多少かかりますが、行っておいて損はないです。現地の人間関係というのははっきりと形に見えないですが、海外で生活をしていく上で非常に重要です。
語学学校やカレッジは頻繁にプロモーション(授業料割引)を行なっています。条件を満たせば10~20%の割引になることもあるので、必ずチェックしておきましょう。
カレッジのプログラムと一緒に申し込むことで、語学学校1ヶ月分が無料になるところもあるらしいです。
プロモーションをしている学校を調べたい方は以下をご参照ください。
仕事探しは早めの準備と対策が必須
仕事探しはとにかく早めの準備が大切です。
海外ではアルバイトでもしっかりとした履歴書が大体求められるので、事前に保存しておけばご縁があったときにも渡しやすいです。
海外でオフィスワークをしたい方はそれに合わせて戦略的な対策も必要です。
関連した職種のボランティア経験や職務経験があると書類にも通りやすくなります。
Co-op留学はインターン期間が半分を占めるので、環境選びも大事になります。就業先がかなりCo-op留学の失敗を左右するかなと個人的には思いますね。
海外での仕事の探し方は以下の記事はこちらです。具体的なイメージが湧くと思います。
貯金の余裕=心の余裕
貯金は安心感につながります。
海外ではなかなか予定通りにいきません。仕事が全然見つからなかったり、急にクビになったり、カレッジの勉強が忙しかったりと、安定した収入先を確保するというのは意外と難しいものです。
そんなときにある程度の貯金があれば、臨機応変に次の行動に移りやすいです。日本にいる間に留学費をしっかりと確保しましょう。
私みたいに、口座がマイナスになるなんてことにならないようにしてください。病みます。

口座残高がマイナスになったときの写真
Co-op留学の費用とその節約のコツを知りたい方は以下の記事からどうぞ。
COOP留学を失敗させないように早めに適切な準備を!
いかかでしたでしょうか?
今回は私のCo-op留学の経験談を元に、失敗談とその解決策や心構えを紹介しました。
これからCo-op留学を検討する人、Co-op留学に挑戦する人はぜひ参考にしていただけると幸いです。
悔いのないようにCo-op留学生活を送ってください!今回は以上です。See you!
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