みなさんこんにちは、kaporuです。
今回は実際にかかったカナダCOOP留学の費用の解説と、それらの留学費用を抑える節約術5つを筆者の経験をもとに紹介いたします。

COOP留学にかかる費用ってどのくらい?

現地ではどのくらいの生活費がかかるの?

費用を少しでも抑えるにはどうしたら良い?
これらの疑問にお答えいたします。
そもそも、カナダのCOOP留学を知らないという方は以下の記事で解説しています。
COOP留学の費用はどのくらい?金額を大公開!
では最初に、私が払った実際のCOOP留学費用を紹介いたします。
参考として、私が通っていた学校とコースを紹介いたします。
- 学校:Cornerstone International Community College of Canada(CICCC)
- コース:Customer Relations Specialist(カスタマーサービス系)
- 期間:4ヶ月(座学)+4ヶ月(インターン)の計8ヶ月
上記の学校を例に紹介いたします。通う学校や専門コースによって金額は変わってくるので、参考程度に捉えていただけると幸いです。
留学エージェントはマイルストーンカナダさんを利用しました。
COOP留学の費用(学費や航空券など)
最初に紹介するのは、カナダに渡航する前に払った費用です。例えば、学費やホームステイ手配料などですね。カナダ現地生活で支払った費用は以下の表には含まれていません。
費用を払った時期である、2021年12月の為替レートで計算をしています。(1CAD=90円)
8ヶ月のプログラムで私が支払ったCOOP留学の費用は約110万円です。
詳しい内訳を見ていきます。
内訳 | カナダドル | 日本円(1ドル=90円) |
入学費 | $350 | 31,500円 |
授業料* | $6,495 | 584,550円 |
教材費 | $850 | 78,500円 |
ホームステイ手配料 | $200 | 18,000円 |
ホームステイ代(42泊分) | $1,386 | 124,740円 |
航空券(往復) | $2,066 | 185,910円 |
海外保険(3ヶ月) | $666 | 60,000円 |
エージェント代 | $0 | 0円 |
ビザ申請費(学生ビザ+バイオメトリクス) | $235 | 21,150円 |
空港ピックアップ代 | $100 | 9,000円 |
銀行手数料 | $30 | 2,700円 |
合計 | $12,378 | 111万4020円 |
*授業料はプロモーションが適用されています。(元の金額より20万円ほど安い。)
(入学費・授業料・教材費参考元:Cornerstone International College)
上記の金額は1カナダドル=90円で計算をすると、約111万4020円になりました。
円安が進んでいる執筆時点(2022年9月現在)での為替レート、1CAD=105円で計算をすると、129万9690円になります。
これから海外留学を検討している人にとっては、円安はかなり大きな痛手ですね…。
上記の約110万円が、私が渡航前に支払ったCOOP留学に費用でした。
しかし私が取っていたコースの期間は、比較的に短い8ヶ月です。COOP留学の人気なコースになると、期間は約1年間が多いので、コースの期間を8ヶ月⇨12ヶ月のコースに変更するとどうなるでしょうか?
主に金額が変わるのは、学費です。入学金と教材費は変わりません。以下に8ヶ月⇨12ヶ月に変更した場合の費用を紹介します。
内訳 | カナダドル | 日本円(1ドル=90円) |
入学費 | $350 | 31,500円 |
授業料 | $11,500 | 1,035,000円 |
教材費 | $850 | 70,500円 |
ホームステイ手配料 | $200 | 18,000円 |
ホームステイ代 | $1,386 | 124,740円 |
航空券(往復) | $2,066 | 185,910円 |
海外保険 | $666 | 60,000円 |
エージェント代 | $0 | 0円 |
ビザ申請費(学生ビザ+指紋) | $235 | 21,150円 |
空港ピックアップ代 | $100 | 9,000円 |
銀行手数料 | $30 | 2,700円 |
合計 | $17,383 | 156万4470円 |
(入学費・授業料・教材費参考元:Cornerstone International College)
8ヶ月から12ヶ月のコースに変更すると、コープ留学にかかる費用は、約154万円ほどになりました。8ヶ月のコース費用から約40万円ほどの増加です。
こちらも執筆時点(2022年9月時点)での円安が進んでいる通貨レート(1CAD=105円)で計算をすると、182万5215円でした。
これらのCOOPの費用は一例にすぎません。
取るコースや学校によっても金額、特に授業料が大きく変わりますので、参考程度に捉えていただけると幸いです。
8ヶ月のカスタマー系のコースで渡航前にかかるCOOPの費用は110万円〜130万円。
12ヶ月のコースだと150万円〜180万円を想定しておくと良いでしょう。
ちなみにですがコープのコース費用は、カスタマーサービス・ホスピタリティ<ビジネス<デジタルマーケティング<ウェブ・プログラミング系、の順番で高くなる傾向があります。
COOP留学の費用(現地生活編)
では次に、現地で暮らす際に必要な生活費について詳しく紹介していきます。
生活費とは、カナダに渡航をした後にかかる費用です。例えば、食費やスマホ代・家賃・交通費などです。
カナダ・バンクーバーで私が月々支払っている生活費はおよそ、1,100CAD(約12万円)くらいです。
詳しい内訳を以下の表にまとめました。
カナダドル | 日本円(1CAD=105円) | |
家賃(水道・光熱・ネット込み) | $750 | ¥78,750 |
*食費 | $100 | ¥10,500 |
交通費 | $102 | ¥10,710 |
スマホ代 | $45 | ¥4,725 |
保険料(MSP) | $75 | ¥7,875 |
その他(外食・雑費) | $20 | ¥2,100 |
合計 | $1,092 | ¥114,660 |
*食費を$100と記載していますが、これが最低ラインかなと思います。多分健康的な生活を送れるギリギリのレベルです。主食はパスタとパン一択です。
家賃が支出を大きく左右します。
インフレの影響でバンクーバーの家賃は高騰しており、2022年1月から家賃値上げの凍結を解除できる政策に変換しました。そのため、家のオーナーは家賃の値上げができるようになりました。(出典:バンクーバー新報)
バンクーバーは家賃がとても高く留学生やワーホリの人で、家賃の費用を抑えたいのであれば必然とシェアハウスを住むことになると思います。
バンクーバーのシェアハウスの家賃の相場は$700~$900を見ておくと良いかと思います。
現地の家賃相場は実際どれくらいなのかを知りたい方は、以下の記事で紹介しているウェブサイトや掲示板をのぞいてみると、家賃の相場がお分かりいただけるかと思います。
保険に関してですが、渡航前はAIG損保の3ヶ月の海外保険に加入していました。3ヶ月を過ぎたタイミングで、B.C州(ブリティッシュ・コロンビア州)が提供している公的国民保険(MSP)に切り替えています。
スマホ代はPhone boxという通信会社を利用しており、月$45で15GB使えます。
また雑費の$20に関してですが、私は当時外食をする機会はほとんどなかったのでこの費用で収まっています。
個人的な感想にはなってしまいますが月$1100で生活をする内訳は、ほとんど外食に出かけずほぼ毎日の自炊を意識した生活レベルです。
ぜひ、参考にしてください。
COOP留学の出費を大きく左右する現地物価
現地の生活費用を大きく左右するのはやはり、現地の物価です。
世界的なインフレ(2022年9月現在)が進んでおり、世界中で物価が上昇しています。
カナダでも物価が上昇しており、さらに円安も進んでいたりとこれから留学をする人には大きな痛手となっています。
物価比較情報サイトのNUMBEOによると、東京とバンクーバーの生活コストの差は8.5%ほどバンクーバーの方が高いという数値を叩き出しています。
NUMBEOのデータを少しまとめた表を以下に掲載しています。(時期により、若干の変更あり)
飲食店やカフェの値段の比較(1CAD=約107円で計算)
東京(日本) | バンクーバー(カナダ) | 対東京の比率 | |
ファミリーレストラン | 1,000.00 ¥ (9.31 C$) |
2,684.74 ¥ (25.00 C$) |
168.47% |
高級レストラン | 6,000.00 ¥ (55.87 C$) |
12,349.79 ¥ (115.00 C$) |
105.83% |
マクドナルドのセット | 700.00 ¥ (6.52 C$) |
1,288.67 ¥ (12.00 C$) |
84.10% |
カプチーノ | 457.58 ¥ (4.26 C$) |
535.52 ¥ (4.99 C$) |
17.03% |
食費の値段の比較
品目 | 東京(日本) | バンクーバー(カナダ) | 対東京の比率 |
コーラ | 160.91 ¥ (1.50 C$) |
282.96 ¥ (2.63 C$) |
75.85% |
水 | 111.43 ¥ (1.04 C$) |
259.11 ¥ (2.41 C$) |
132.53% |
牛乳 | 189.62 ¥ (1.77 C$) |
337.29 ¥ (3.14 C$) |
77.88% |
お米 1kg | 466.70 ¥ (4.35 C$) |
488.78 ¥ (4.55 C$) |
4.73% |
卵12個入り | 258.98 ¥ (2.41 C$) |
498.99 ¥ (4.65 C$) |
92.67% |
チーズ | 2,043.75 ¥ (19.03 C$) |
1,761.33 ¥ (16.40 C$) |
-13.82 % |
鶏肉 1kg | 1,091.25 ¥ (10.16 C$) |
1,701.35 ¥ (15.84 C$) |
55.91% |
牛肉 1kg | 3,156.43 ¥ (29.39 C$) |
2,102.53 ¥ (19.58 C$) |
-33.39 % |
リンゴ | 972.95 ¥ (9.06 C$) |
450.85 ¥ (4.20 C$) |
-53.66 % |
バナナ | 416.03 ¥ (3.87 C$) |
205.65 ¥ (1.91 C$) |
-50.57 % |
オレンジ | 799.40 ¥ (7.44 C$) |
485.23 ¥ (4.52 C$) |
-39.30 % |
トマト | 710.55 ¥ (6.62 C$) |
494.19 ¥ (4.60 C$) |
-30.45 % |
じゃがいも | 609.30 ¥ (5.67 C$) |
357.89 ¥ (3.33 C$) |
-41.26 % |
玉ねぎ | 552.45 ¥ (5.14 C$) |
268.85 ¥ (2.50 C$) |
-51.33 % |
(出典:NUMBEO)
いかがでしょうか。
バンクーバーで外食をすると軽く1000円は超えてしまいます。
反対に東京より安いものは、
- 牛肉
- バナナ
- りんご
- オレンジ
- トマト
などの肉・野菜・果物は大きいものを買えば、東京より安く買えることがお分かりいただけるはずです。。
そのため、コープ留学の費用を抑えたいのであれば毎日の自炊がカギを握ることは間違いないです。
現地のお菓子の値段を実際に見てみましょう。
現地のセブンイレブンの日本のお菓子コーナーです。
少しぼやけていますが値段を紹介すると、
- プチ・ブルボン:$2.4(約260円)
- キットカット:$9.99(約1079円)
くらいします。気軽には買えないですね…。
日本と比べるとカナダの物価は高いことが見て分かりますね。コープ留学の費用を抑えるためには、日常にかかるお金をできる限り工夫して、節約することがカギを握ります。
COOP留学の費用を抑える5つの節約術を紹介
ここまで学校の費用から、現地で暮らすための生活費、海外の物価をご紹介してきました。
日本と比べてしまうとどれも高くなってしまうのが現状です。しかし工夫次第で大きな金額を減らすことが重要です。
ここからはCOOP留学の費用を少しでも抑える節約術を5つご紹介いたします。
費用を抑えたい方はぜひ参考にしてみてください。
費用を抑えるコツその1:プロモーションを利用する
費用を抑えるコツその1は、学校に申し込む際は必ず、プロモーションを利用して申し込むことです。
プロモーションとは割引オファーのことです。
コープのコースを提供している私立カレッジのみならず、日本の留学生に人気の語学学校もプロモーションを提供している場合が多いです。
どんなプロモーションが提供されているかというと、
- 8~11週間のプログラム申し込みで、授業料「10%OFF」
- 入学金($150)が無料
- 24週間の申し込みで授業料「15%割引」
など幅広いプロモーションが提供されています。かなり大きな額の割引になるので、必ずプロモーションを利用するようにしましょう。
しかし、注意すべき点が2つほどあります。
- 申し込み期限があること
- 留学エージェント経由で学校に申し込むこと
以上の2点に注意してください。
プロモーションが適用される期限がほとんどの場合、夏の終わり(8月終わり)あたりに設定されている場合が多いです。
この夏のプロモーションで生徒を集められなかった学校は秋のプロモーションを開始しますが、規定数の生徒が集まってしまった場合、募集が終わってしまう場合があるので、早めの準備が大切です。
2つ目は留学エージェントから申し込むことです。
留学エージェントは学校と提携しているため、特定の学校の特別割引オファーも紹介してくれる場合があります。
そういった生の情報はエージェントから教えてもらえる場合がほとんどなので、留学エージェントを個人的には利用したほうがお得かなと思います。
はじめに【渡航前に払う費用】で紹介しました通り、私はプロモーションを利用した所、授業料がなんと約$2000(約20万円)ほど割引になりました。

そんな割引されるの!?
と驚かれる人もいると思います。自分もびっくりしてます。
学校の公式サイトを見ると、私が申し込んだコースの授業料が$8500と表記されています。
しかし留学エージェント経由で申し込んだら、プロモーションが適用されて$6450になりました。
コープ留学の費用がかなり抑えられるので、学校をチェックする際は、プロモーションがあるかどうかも検討すると良いでしょう。
費用を抑えるコツその2:自炊を心がける
費用を抑えるコツその2は、現地の留学生活はなるべく自炊を心がけましょう。
外食はどこでも高いです。しっかりとお腹いっぱい食べようとすると、軽く$10(1000円)は超えてしまいます。
残念ながら牛丼並盛り500円、なんて神みたいなお店はありません。
しかし、自炊をしっかりと心がければ月に$100~150程度の食費で抑えることができます。
自炊をすれば、1食分およそ$2~4くらいなので費用を節約できるポイントになります。
カナダはパンやパスタ、スパゲティ、お米などが比較的安いので主食には困らないはずです。主菜・副菜のバリエーションを考えておくと良いでしょう。
参考程度に私のとある1日の自炊メニューを恥を承知で紹介すると、
- 朝:パン・ジャム・ヨーグルト・バナナ・コーヒー
- 昼:パスタ・ツナ缶・玉ねぎ
- 夜:作り置きしておいたカレー・味噌汁
こんな感じで生活していました。カナダに来てから自炊を始めたので、メニューが貧相なのは無視してください。
ですが、この程度のメニューで食費を月$100~120で抑えられます。
渡航をする前に料理をすることに少し慣れておくと、メニューのバリエーションが増えるので、料理の練習をしておくと現地生活がより充実すると思います。
費用を抑えるコツその3:スーパーを商品によって使い分ける
費用を抑えるコツその3は、買い物に工夫をすることです。
カナダ(バンクーバー)にはたくさんの種類のスーパーがあります。
- Walmart
- Canadian Super Store
- No Frills
- IGA
- T&T
- Safeway
- Costco
などなどです。
どこもだいたい同じ価格帯ではありますが、ある特定の商品が安かったりor高かったりします。
そのため、ある程度買いたいものによって使うスーパーを分けると節約につながります。
私もしっかりと比較したわけではないのですが、例えば、
- IGAで売っているお肉はばら売りされていて、種類も多く使いやすい。安いものもある
- No Frillsは全般的に安いが品質に少し問題があると言われている。(私はあまり感じてはないですが…)
- T&Tはアジアンスーパーマーケットで、日本のものが手に入りやすく、他の店舗と比べて安い。
など、工夫をする点はいくらでもあります。
ちなみに、消費期限が近いお肉などはよく30%引きになっているので、費用を節約したい方はチェックしましょう。
たとえ消費期限が明日とかでも、冷凍保存できれば日持ちします。
Canadian Super Storeではこんな感じで消費期限が近いお肉は30%引きされています。
だいたい夕方ごろにシールが貼られますかね。
「Take Me home!」がなんとも可愛らしい表現。

どう使い分ければいいかなんて全然分かりっこないよ!
と思うかもしれませんが大丈夫です。
現地で生活をすることになれば、必然とスーパーの選び方は慣れてきます。
外食が高いので、自炊を必然と意識するようになるからです。
渡航前は実家で完全に親に頼りきりだった私でも、自炊をこなしているので皆さんもなんとかなります。
費用を抑えるコツその4:収入先を早く見つける
費用を抑えるコツ4つ目は、現地で早めにアルバイトを見つけましょう。現地でできる限り早く働き始めることで、トータルの費用を抑えることが可能です。
理由は3つあります。
- 最低賃金が日本と比べて断然高い
- 飲食店はチップがもらえる
- 飲食店では賄いが出るところが多い
以上の理由から早めに仕事を見つけられると現地費用を抑えられます。
語学学校の生徒は働くことはできませんが、ワーホリの方やCOOPの方などが持っている就労できるビザを持っている方は、早めにアルバイトを見つけられるとその分コープ留学の費用を賄うことができます。
要はカナダで働けるステータスを早めに有効活用しましょう、ということですね。
人気の留学先、バンクーバーがあるB.C州ではなんと最低賃金が$15.65(日本円で1600円くらい)です。物価も高ければ、給料も高いです。
仮にパートタイム(週/20h)で最低賃金で働いたとしても、$1252ほど稼ぐことができ、月の生活費+少し貯金もすることができます。
さらに飲食店は、チップがもらえるところがほとんどです。
私の韓国人の友達はカフェで働いているのですが、2週間のチップだけで$300~400くらいもらっているそうです。その分お店も忙しいようですが、頑張った分もらえるので嬉しいですよね。
また、飲食店で働くメリットはチップだけにとどまらず賄いが出るお店もあります。
私も現在、地元のレストランで働いているのですが、平日はメニューから好きなものを選んでOK。
週末はシェフが全員分の食事を作ってくれます。
そのため、食費を抑えつつお金を稼ぐことができているのでかなり節約になっています。
ただ、海外でアルバイトといえども仕事を見つけることはそれなりに難しいです。
意外とすんなり行くこともありますが、タイミング・運・ビザなどの要因からなかなか職に手をつけられない日が続く日もあります。私はなかなか収入が安定でせず、かなりお金に困りました。私のCOOP留学の失敗談の1つです。
上記のCOOP留学の失敗談の記事にも書いてありますが、現地で仕事をする際はとにかく早め早めの準備が大切です。
カナダに渡航する前から準備しても良いでしょう。現地から仕事探しの準備を始めると、他の要因のストレスもあり進まない可能性があるからです。
余裕があるうちにある程度仕事探しの準備(履歴書・面接)をしておくと安心です。
費用を抑えるコツその5:保険の入り方を工夫する
コ費用を抑えるコツ5つ目は、自分にあった保険に入ることです。
保険料も実は大きく費用を削減できる可能性を秘めています。
以下に海外で役立つ保険をまとめました。
- 日本国内民間海外保険(AIGなど)
- 現地医療保険(Gured meやJFなど)
- BC州公的保険(通称:MSP)
- クレジットカード付帯の海外旅行保険
それぞれ簡単にまとめた表を以下に紹介します。
費用 | 保証内容 | |
国内民間保険(AIGなど) | 年/20~50万円ほど | 傷害保証・治療保証・賠償責任など |
現地医療保険(Guard meなど) | 1日単位で加入が可能。
1日/$2~3 |
通常の治療費
薬代 家族の交通費 緊急歯科など幅広いカバー内容 |
MSP(公的医療保険) | 長期滞在者(ワーホリなど)の方は無料
学生ビザ所持の方は月$75 |
通常の受診料/治療費
救急外来 入院や手術費 コロナウイルスも対象 |
クレカ付帯の医療保険 | ほとんどの場合タダ | 治療費/受診料
障害死亡保障 賠償責任 携行品損害 幅広くカバーされている(ただし、保障限度額は他の保険と比べて低い傾向) |
上記の表でお分かりの通り、様々な保険があります。
そのため、自分に合わせた保障内容を選択することで保険料を安くすませることができます。
どの保険が一番良い、ということを紹介することはできませんが、様々な保険の選択肢があるということを知っておくと良いと思います。
個人的にオススメな保険は、MSP(Medical Services Plan)です。バンクーバーやビクトリアなどがある、B.C州の公的医療保険です。
やはり、政府が提供しているということもあって信頼度があるからです。また、月に$75で無料で診察や治療が受けられるのでコスパが良いです。
ですが注意点として、MSPは申請をしてから2~3ヶ月のタイムラグがあります。そのため、2~3ヶ月分をカバーする民間保険や現地医療保険に入っておき、その後はMSPでカバーする、というのが保険料を安く抑えられるでしょう。
詳しい内容や申し込み方法は以下の政府公式サイトをご覧ください。申し込み方法もオンラインでできるので、簡単にできます。
ぜひ、ご検討ください。
コープ留学の費用を工夫して抑えよう!
いかがでしたでしょうか?
実際にかかるコープ留学の費用から、5つの節約術までご紹介しました。
コープ留学はたくさんのお金がかかりますが、工夫次第で様々なところで節約できる部分があります。
これからコープ留学を検討中の方や、現在留学中の方にもお役に立てたら幸いです。
それではまた次の記事でお会いしましょう。
See you!
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