みなさんこんにちは、kaporuです。
今回は、カナダから日本へ帰国するとき前にチェックすべき10のポイントを解説していきます。
カナダに行く前に様々なことを準備したように、日本に帰国する際にもいくつかすべきことがあります。
- 銀行口座
- 現地保険
- 住居
- 荷物
など帰国する前に手続きが必要な項目もあります。安心して帰国できるように、すべての項目をチェックしておきましょう!
カナダの銀行口座を閉めるor閉めない?
1つ目は、銀行口座を閉めるかorそのままにしておくか、です。
カナダから日本に帰国する人の中で、今後カナダの銀行口座を使わない予定の方は、口座を閉めた方が良いでしょう。
理由としては、口座に入っているお金が決められた残高を下回ると、口座維持手数料が発生するからです。
契約した銀行や口座の種類によってどのくらいを下回ったら、維持手数料が発生するかは変わってきますが、カナダの銀行口座にお金を残さない場合は、日本帰国前に最寄りの支店で直接手続きを行った方が良いでしょう。
帰国後でも国際電話やオンラインで銀行口座を閉められますが、電話場でのコミュニケーションの難しさや手間が増えることは確実です。
対面の場合ですと、その場でスタッフの人が手続きしてくれるので簡単でお手軽です。
ただ、銀行口座を保持しておけば、為替レートが高い時期を狙って日本に送金をすることで、送金することもできるので少しお得になる場合もあります。
*銀行口座を保持をする場合は個人情報の登録を変更しておきましょう。
対面でカナダの口座を閉める場合の方法を、以下に掲載しておきます。ぜひ参考にしてください。
- 口座に入っているお金を全て他の口座に移し、残高を0にする
- 契約した銀行の支店に行く
- 銀行口座を閉めたい旨をスタッフに伝える
- あとはスタッフの人が手続き
持ち物は、
- 身分証明書
- アクセスカード
この2つを持っていきましょう。
では反対に、日本帰国後の銀行口座解約方法を紹介していきます。
- 将来的に出入金がないかどうか確認(タックスリターンや給料)
- 念の為、過去の履歴をダウンロードしておく
- 口座のお金を他の口座に移す
- 手元に口座番号/デビッドカード番号などの資料を用意
- 電話をかけるorオンラインで手続き
- スタッフの指示に従う
以上が日本に帰国した後の基本的な解約方法です。詳しい方法はご自身の契約した銀行情報をご覧ください。
TD BankとCIBCの電話番号を記載しておきます。カナダの国番号を入力した後に、Td bank:416-983-5393、CIBC:902-420-2422を入力してください。自動音声につながり、複数回入力した後、窓口につながるはずです。
私は日本に帰国後もカナダの口座を持っておきたかったので、国際電話で個人情報の変更をしました。TD Bankを使っていたので上記の電話番号にかけ、個人情報の変更をお願いした所、無事変更できました。
国際電話の対応は難しいですが、分からないときは分からないと言えば相手もゆっくり喋ってくれますので、そこまでハードルは高くないかなと思います。
カナダ現地保険は帰国前に必ずチェック!
2つ目は現地保険についてです。
通常、現地保険(MSPやOHIP)などの有効期限は、ご自身が所持しているビザが切れるまでです。
しかし、予定が変更になりビザが切れる前に日本に帰国をする方は、毎月の保険料を停止するためにも解約した方が良いでしょう。
余計なお金がかからないように、現地保険に入っていた日本への帰国者は早めに手続きを済ませておくことをお勧めします。
保険の解約方法は、申請した州によって保険の解約方法が異なりますので、公式サイトにて確認しましょう。詳細は以下の州公式サイトの保険ページをご確認ください。
ちなみにバンクーバーなどがあるブリティッシュコロンビア州の保険(MSP)は、オンラインから解約が可能です。オンタリオ州の現地保険(OHIP)は、対面か郵送で解約手続き対応しています。
住居手続きは日本帰国前にお早めに
カナダから日本へ帰国する前にすべきこと、3つ目は住居手続きです。
今住んでいる部屋やシェアハウスなどの解約は、できる限り早めに大家さんに知らせておきましょう。一般的に1ヶ月前通知をすることが多いです。
大家さんに急に知らせると、デポジットが返金されないなどのトラブルの原因になるので、1ヶ月前通知を心がけましょう。
その他にも、
- テイクオーバー(家具などの引き継ぎ)
- デポジット
- 光熱費
- 退去後のルームメイト探し
などの確認をするとなお良いと思います。
仕事先に帰国の旨を早めに伝えると安心
4つ目は仕事先の手続きです。
ワーホリやCo-opビザなどで働いていた方は、帰国する前にしっかりと雇用先との雇用契約を解除しましょう。
上司やマネージャーと確認すべき点は以下3つです。
- 給料
- 出勤日
- 税金関連(T4など)
以上の3つをしっかりと確認しておきましょう。
帰国前に荷物の量を必ずチェック!
5つ目は荷物です。
カナダに渡航前より現地での買い物などで荷物が増えてしまった、という方がほとんどです。それらの問題を解消するために、日本に帰国前に試して欲しいことは、以下の4つです。
- Facebook Marketplaceで売買する
- 現地の友達に譲る
- ドネーションをする
- 日本への配送サービスを利用
以上の4つの手段があります。
どこかに寄付したい場合は、Value Villageというドネーションセンターを利用すると良いでしょう。アクセサリー・衣服・本・小さな家具などを無料で回収しており、それらは地域のコミュニティセンターやNGO団体などに寄付されます。
詳しくは以下のValue Village公式サイトをご覧ください。
日本に荷物を送りたい場合は、バンクーバーやトロントにある【おてがる帰国便】というサービスがあります。45kgまで送ってくれるそうなので、かなり重いものでも大丈夫でしょう。
また、Facebook Marketplaceで売買すれば要らなかったものが、無料で引き取り、またはお金に変わる可能性があるので無駄なく帰国することができます。
(Marketplaceは日本でいうメルカリみたいな感じです。)
ワクチン未接種者は陰性証明書取得
カナダから日本へ帰国前にすべきこと、6つ目は陰性証明書の取得です。
3回目ワクチン摂取証明書がない方は、カナダ現地で日本政府が求める有効な検査を搭乗72時間前に受け、陰性証明書を発行してもらう必要があります。
2022年11月現在、日本の水際対策として、ワクチン接種3回目摂取証明を海外からの入国者全員(日本人も含む)に求めています。
陰性証明がない方は搭乗が拒否される場合もありますので、十分にご注意ください。
ワクチン摂取3回目証明書がある方は、オンラインでアップロードするだけで日本に入国できるので、この後に紹介するVisit Japan Webの登録だけ済ませておきましょう。
また水際対策等は上記で紹介した陰性証明取得などの情報は変更になる場合がありますので、最新の厚生労働省のページを必ずご覧ください。
Visit Japan Web:ファストトラックの取得
カナダから日本へ帰国前にすべきこと、7つ目はオンライン入国手続きサービス:Visit Japan Webの登録です。
日本に帰国をする方は必ず全員、登録をすませるようにしておきましょう。
Visit Japan Webとは、ワクチン摂取証明書・陰性証明・税関登録などの入国にかかる手続きを、事前にオンライン上で申請することが出来るものです。登録をすませておけば、日本の空港で画面を見せるだけで通過できるので、必ず登録しておきましょう。
以下から登録ページに飛ぶことができます。
カナダから日本へ帰国前に携帯電話プランの解約
カナダから日本へ帰国前にすべきこと8つ目は現地の携帯電話プランの解約です。
現地で契約していたネットサービスを解約しましょう。
Phone Boxを使っている場合はアプリやメール、LINEからの連絡で解約が可能です。私は公式アプリからプランを解約しました。
ケータイ屋を通して、プランを契約した人はこちらのけーたい屋のサイトを参考に、Luckymobileの自動引き落とし設定を止めるだけで解約できます。
外務省へ帰国届けの提出
カナダから日本へ帰国前にすべきこと9つ目は、外務省へ帰国届けを提出することです。
ほとんどの方が在留届を提出していると思いますが、提出した方は帰国までに帰国届けを提出しましょう。
オンラインで提出した方は、以下の外務省のページからオンラインで帰国届けを提出可能です。
直接在留届を提出した方はオンラインではなく、提出した総領事館で帰国届けを提出することになっています。
帰国届けを提出することでもし現地で、何かあった際にも、対応する側が帰国していることがわかるので、混乱しなくなります。必ず提出するようにしましょう。
カナダから日本へ帰国前にタックス(税金)関係は確認!
カナダから日本に帰国前にすべきこと最後は、タックスリターンです。
タックスリターンとは日本でいう確定申告で、カナダでは会社員・個人事業主およびワーホリや学生ビザで働いていた方も対象です。
もし国に多くの税金を納めていたら指定の口座にお金が返却され、反対に少ない場合は払う必要があります。
基本的に会社やレストラン等で雇われていた雇用者の方は、T4という会社からの源泉徴収票が必要書類として指定されています。会社やバイト先にこちらも含めて確認するようにしましょう。
タックするリターンの方法は、個人で行う方法と業者にお願いする方法があります。メリット・デメリットを比較して、どちらを選択するか検討しましょう。ただ、慣れていない人が個人で行うとミスが発生する可能性が大きので、業者にお願いする方法が推奨されています。
個人で行う場合に役立つリンク集を以下に記載いたします。
業者にお願いする場合の会社を紹介いたします。
申告期限は毎年の4月末までとされており、1月〜12月までの収入が対象です。注意しましょう。
カナダから日本に安心して帰国しよう!
今回は以上です。いかがでしたでしょうか?カナダから日本に帰国する際に確認するべき10のポイントを紹介しました。
私がカナダから日本に帰国する際は、タックスリターン以外は1つ1つ完了させました。しっかりとそれぞれ確認して、安心して帰国できるようにしましょう!
カナダのお土産を買うのも忘れずに!
では、次の記事でお会いしましょう。
See you!
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